カマドの中から現れた金のカエル。
見るからに金色なんです。
黄色じゃなくて金色、山吹色といってもいいでしょう。
今朝、それまでまだカエルを見ていなかった家人に見せてあげました。
すると、目を見張って
本物の金のカエルだ、
というのです。
え?
本物?
訝しそうな私に向かってさらにこう言いました。
おそらく二十四金の金張りと思われる、
で、なければこんなに光らないはず、もっと磨けばもっと光るだろう。
え?
本当?
私はまさかと思いながらも
その辺の布切れを持ってきてキュッキュと磨いて見ましたの。
そしたらあなた
本当にピカピカ光るじゃないですか。
やっぱり家人が言うように
本物の金を使ってあるのでしょうか。
陶器などで金色を出すには本物の金を使う以外方法はないのだそうです。
カエルはやっぱり金のカエルだったのですね。
そういえば見た瞬間から黄色じゃなくて金でした。
金張りはいわゆる金メッキ。
メッキとはいえど金は金。
なかなか美しい輝きです。
我が家のお宝ができたような気がしてちょっと嬉しいのです。
早速キッチンの隅に居場所を設けてあげました。
新しい神様の居場所とさせていただきましょう。
以後よろしく。