目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

記憶

2017-12-05 | 日記
こんにちは

朝からお日様は雲の間を出たり入ったり、雨が降ったかと思うとまた日が出たり

とめまぐるしくお天気の変わる午前です。

朝の仕事を済ませて、ってまだ済んではいませんがちょっとお茶。

pcに向かったら急に日が出てきて眩しくて何も見えません。

ブラインドタッチで書いてます。

昨日の晩御飯にレンコンの天ぷらを作りました。

レンコンの穴の中に鳥のミンチを詰めてあります。

鳥のミンチを買うのは

何十年ぶりかというくらい久しぶりのこと。

滅多に買わない鳥のミンチを食べていたら

急に四十年前の隣人の顔がはっきりと思い出されました。

その頃京都に住んでいたのは京都です。

市営住宅よ。

家賃七千円でした。



私たちは二階、その人は一階でいました。

年の頃はこちらと同じくらいで若い人です。

恵子さんと言いました。

確か真琴という名前の女の子がいましたね。

女の子でマコトって変わっているけれど、その頃漫画の主人公に

その名前の女の子がいたのです。

当時はまだアニメというより漫画という言葉の方が一般的でした。

年頃が近いのでお互いに家を行ったり来たりしていて

何度かその家で晩御飯に

鳥ミンチの団子を入れた鍋をご馳走になったのです。

鳥のミンチって実家でもあまり食べません。

私にとっては新鮮な味でした。

それ以来鳥ミンチを食べることはあまりなかったからでしょうか、

昨晩鳥ミンチの味が口の中に広がった途端に彼女の顔が浮かび自分でもびっくりしました。


長い人生の中で交流があった時間は本当に短いです。

それなのに覚えているものなのですね。

京都を出てからあの家族のことを一度たりとも思い出したことがなかったのに不思議でもあります。

鳥ミンチの味とあの家族のことは私の脳裏の中で

強烈に結びついていたようです。

それにしても

人間の脳ってすごいですね。

きっと経験したことを全て記憶しているのでしょう。

みんな忘れているような気がしているけれど記憶の底に刻まれています。

その能力はAIより優れている?

と私は思いたい。


忘れることができなければ人は生きていけません。

でも本当は全て覚えているのです。


京都時代の思い出が浮かんでまた別の記憶が蘇りました。

記憶の連鎖です。




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