妻の心筋梗塞

10月28日
　一昨日（26日）妻が心筋梗塞で倒れた。軽い運動をしてジムから車で帰宅
した妻が車から降りてすぐにふらふらして立っていられなくなったようだ。
隣の人が「大丈夫？」と声をかけているのが聞こえたので慌てて外に出てみると、
今にも倒れそう。妻は以前にも何回か「迷走神経性失神」を起こしており、
またそれかと思い家の中で足を少し高くして横にした。血圧を測ったが低くて
数値が出ないし、脈が取れない。顔面蒼白で冷や汗をかき、体温も冷たくなっ
ていた。
数分で回復し、トイレに行った。その間私は外の洗濯ものを入れに行ったが
家の中から「父さん！」と何回か呼ぶ声が聞こえてきた。家に入ると再び
横になって「胸が抑えつけられて息ができない」と言い顔面蒼白、冷や汗、低
体温となっている。血圧は何とか測れて上が70台、下が30台、脈拍３２と完全に
異常。即救急車を呼んだ。その間も胸が苦しいと言っていた。
救急隊員が10分後くらいに到着。救急車に乗せられたが行先病院がなかなか決まら
ない。20分後くらいに倉敷中央病院と決まり搬送された。
救急車の中で一時的回復して「もう大丈夫」と自分では言っていたがそのうち
眠ってしまった。病院に着いた時点では完全に意識が無くなっていて、救急処置
室では心臓も停止したようだ。多分AEDを用いたと思われ、再び心臓が動きだし
たようだ。先生からその旨報告を受け「心筋梗塞です。カテーテル処置を行います」
と言うことで処置室に運ばれ、2時間後にICUに戻ってきた。
主治医からは「意識は戻りました今日一日はICUで監視します」との報告。
昨日27日の夕方一般病棟に移ってやっと声を聴いて一安心。主治医の話では倒れた
後の処置が速かったから大事にならずに済んだ」とのこと。
あとから考えると本当にたまたまと言う場面が多くあり、例えばいつも歩きに出て
いる私が、たまたま体調不良で家にいたこと、妻が車の中で発症しなかったこと
など運が悪ければ妻の顔を見ることが無かったかも知れない。
こればっかりは運が良かったとしか言えない。
これからは再発しないように生活を考えなければならない。