今回は、HDD外部補助装置いついて、前から気になっていた事がある。
それは、HDDの寿命。
以前、パソコンのOSが立ち上がらなくなって以来、HDD内に記憶している重要なドキュメント類には、注意をはらっている。もちろんバックアップの大切さも重要なファクターではある。
逆に、”もうすぐHDDが故障するぞー”と、分れば簡単。その時にHDDを交換してしまえばいい。
”そんなにうまくいくわけがない。” と、思うのであるが・・・
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HDDも最近では、大容量で結構安い。
3TBのLANDISK型が、2万円台、NON-LANDISK型なら1万円台。
(TB:テラバイト 1TB=1000,000,000,000バイト 1TB=1000GB=1000000MB=1000000000KB)
もっとも、PC内臓がたなら、片手、5千円もあれば、大容量のHDDが購入できる。
(自分でフォーマットするのであれば、内臓型2.5インチの1TBと、USB接続用のケース併せて7千円程度)
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話がそれてしまった。
・・で、HDDが故障する直前で、入れ替えればいい。
つまり、HDDの寿命が、わかれば、それなりに対処できる。
それで、ネットを検索していて、見つけたのが、HDDのベンチマークテスト。
ベンチマークテストで、HDDの劣化をいち早く見つける方法。
フリーソフトの ”CrystalDiskMark”によりHDDのベンチマークテストができる。
(DLは、信頼できる窓の杜から URL:http://www.forest.impress.co.jp/library/software/crystaldisk/)
DLしてインストールして早速実行してみる。
今回は、インストールを割愛するが、インストールは至って簡単である。
デフォルトの設定でインストールすればいいが、”追加タスクの選択”の選択画面で、不要であればチェックを外す。特に、この設定画面内の”スポンサー様提供のソフトウェアをインストールする”の項目は、不要ならチェックを外すこと。
インストール後、起動して実行結果は、下記。
①で、実行する回数(回数の平均値で結果を表示する)を3回に設定。
②で、テストで使用するデータサイズを指定。(あまり大きな値を指定すると測定に時間が掛かります)
③測定対象のストレージ(HDD)を指定します。
④で、実行。
⑤に結果が表示される。
⑤内の、Siq、512K、4K、4KQD32の種類は、データのアクセスのサイズとその方法を示したものです。
Siq: シーケンシャルアクセス。連続した領域に対する読み書きの速度。
512K: 512KB単位のランダムアクセス。データを分割し、ランダムに記録したときの読み書きの速度。
4k: 4KB単位のランダムアクセス。512Kのデータ量を小さくしたときの読み書き速度。
4K QD32:4KB単位のランダムアクセス。NCQ対応ディスクでAHCI モード用の場合の読み書き速度。
HDDの寿命が来ると、この速度が徐々に遅くなっていきます。
書き込みエラーが発生してリトライをくる返すためらしい。
読み書きのベンチテストでHDDの状妙を判断するのは、少々大雑把すぎると思い、別な方法はないものかとネットを検索していたらこれを見つけた。
同じところから提供されている、”CrystalDiskInfo”。
もちろんDLは、信頼できる窓の杜から。
(URL:http://www.forest.impress.co.jp/library/software/crdiskinfo/)
CrystalDiskMarkと同様にフリーソフトである。
早速、Dしてインストールする。
インストールについては、割愛する。但し書きは、”CrystalDiskMark”と同じです。「追加タスクの選択」の設定画面のみ注意して、設定してください。
・・実行してみると下記のようです。
CrystalDiskInfo.jpg
CrystalDiskInfo2.jpg
結構詳細にHDDの使用状況を報告してくれる。
HDDの電源投入回数(なま値表示欄の数値は、16進表記、10進表記と異なる)や、使用時間は、HDDの寿命の判断の目安にできる。
調べてみると、計測値の”現在値”が”しきい値“以下になると危険な状態。
現在値:数値が小さくなるほど状態が悪い状態。
最悪値:現在までに計測した最も悪い値。
しきい値:メーカーが定めた限界値。
生の値:HDDのSMART情報。16進表記。
HDDの状態で最も注意しなくてはならない項目は、次の4項目らしい。
1)代替処理済みのセクタ数
2)スピンアップ再試行回数
3)代替処理保留中のセクタ数
4)回復不可能セクタ数
このソフトとが正常を示していても、壊れるときは壊れるので、常にバックアップだけは、実行しておくことが、転ばぬ先の杖だと思う。
このHDDは、結構な時間使用しているので、そろそろやばそうな気配だ。まめに、バックアップした方がよさそうだ。