美術の学芸ノート

中村彝などを中心に近代日本美術、印象派などの西洋美術の他、独言やメモなど。

20190811の呟き

2019-08-15 00:04:00 | 日々の呟き

山本章子著『日米地位協定』中公新書についての記事を読む。「独、伊は地位協定を改定したが、日本外交はその機を逃した。」「現在の日本にとって日米安保条約は必要。」「経済的に外国での史料調査が難しかったことから…沖縄に通い詰め、ついには移住した。」

「出て行ってくれてもいいぞ、くらいの気迫で交渉しないと」。

今日の書評、吉本隆明著『ふたりの村上』より
「80年代初めに書かれた「イメージの行方」(『空虚としての主題』所収)では、春樹の短編「貧乏な叔母さんの話」と龍の長編『コインロッカー ベイビーズ』を併せて論じた。…現在の社会システムが強いてくる新しい孤独や…物語性の喪失を見ていた。」

「経済学では保育園に行った子供たちへの影響が注目されている。…質の高い就学前教育を受けると、大人になってからの所得を上げるだけではなく、生活保護受給率や逮捕される回数を減らし、社会全体が利益を受けている。」山口慎太郎 著、『「家族の幸せ」の経済学』の書評より、今日の毎日新聞。


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