「病院と一般社会ではウィルスに遭遇する確率が全然違う… 6月に実施した抗体検査で、東京の保有率は0.10%でした。そこから推測すれば、街中そこかしこでウィルスに遭うようなことはありません」西村秀一氏の言葉、7月11日の朝日新聞より
「いま感染者が出ている多くは、限られた地域の特定の場所の関連です。…社会での感染対策として、リスクの高いところからつぶしていくことは可能です」西村秀一氏の言葉、同上
「ウィルスと細菌の違いが軽視されています。…世間の人が不安を抱くのは、専門家がきちんとリスクを評価して、社会にそれを伝えていかないことに原因があります。」西村秀一氏の言葉、同上から
「感染者の咳でウィルス1万個が飛んだと仮定しても、多くは空気の流れに乗って散らばり、机などに落下するのは1センチ四方あたり数個。では、それが手につく数は?鼻に入る確率は?…こう突き詰めるのがリスク評価なのです」西村秀一氏の言葉、同上から
「可能性があると語って人々に対策を求める専門家がメディアで散見されますが…記者は『それなら感染する確率はどれくらい?』と聞かなきゃいけない。専門家に課されているのはリスク評価です。…定性的な話をするのでなく、どれくらいあるか定量的に評価しなければなりません」西村秀一氏の言葉、同上
「ゼロリスクを求めれば『念のため』と対策もどんどん大きくなる。…ウイルスでなく、その対策で命を落とす社会的弱者もいる。… 息をしないご遺体からウイルスは排出されません。皮膚に残っていたとしてもお清めをするか体に触れなければいい」西村秀一氏の言葉、同上より
(遺体からウイルスは出ない❗️)
「ウイルスは、呼吸で体内に達する方が物を介するより、はるかに少ない数で感染する特性を持ちます…感染リスクは環境や条件によって異なります。一律の対策はあり得ません。…危機と感じる人が多い時こそ『一色』にならないようにしなければ。」西村秀一氏の言葉、以上、11日の朝日新聞記事より
「教育、経済、社会活動のバランスを取るのは為政者の役割です。為政者は、どんな決断をしても非難は免れない孤独な立場だと腹をくくらなきゃならない。専門家が確率を示すことが重要なのは、彼らが全体を適正に勘案できるようにするためです」西村秀一氏の言葉、以上11日の朝日新聞記事より
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#TOKYO2020 の #エンブレム と #COVID-19 とを重ねた #パロディ 作品が今日の朝日新聞の「耕論」に出でいた。
このパロディは出るべくして出たものだ。
この作品は一人英国人デザイナーの頭にあったものではない。
他のデザイナーのアイデアにはもちろん、他の人々の頭の中にもあったはずだ。
実際、このオリンピック #エンブレム と今回の #コロナウイルス 1個の大きな画像が、ほとんど重ねられるようにしてニュース項目の切り替わる瞬間に現れていたのを見たよ!
TVニュースの編集者がそれを意図してやったのか偶然にそうなったのか、どちらだろうと思ったから印象に残った。
最初のエンブレムに問題が起こって、後から出てきたこのエンブレムだが、今度は思いもよらずCovid19のウイルス画像に奇妙に似てしまいパロディ作品まで将来させてしまったというデザインの運命か?
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陰謀論、ディープステート、QAnon、歴史修正主義、おかしな世の中になったものだ。