西洋絵画・彫刻に興味を持つと、それらが製作された当時の背景にも関心が移っていく。
カトリック教にも関心が広がると自然に関連した情報が目に飛び込んでくる。
2011/7/12 レオナルドの幻の名画発見のニュース、AP通信が7/11発信した。
公開された画像と記事を転記しましょう。
レオナルド・ダビンチがキリストを描いた「サルバトール・ムンディ」(ロバート・サイモン氏提供、AP=共同)
【ニューヨーク共同】
イタリア・ルネサンス期の巨匠レオナルド・ダビンチが1500年ごろ制作、一時期英国王が所有後、行方不明になったとされていた油絵「サルバトール・ムンディ1 件」(救世主)が米ニューヨークで発見され、英ロンドンのナショナルギャラリーで11月からの展示が決まった。
AP通信が11日伝えた。
米芸術誌アートニュース(電子版)によると、2億ドル(約160億円)の売買価格も一時取り沙汰された。
絵は17世紀には英国王チャールズ1世のコレクションだったが、1763年に競売され、1900年にはコレクターに売却。
その親族が58年に45ポンド(現在のレートで約6千円)で売却した。
以上、AP伝から
イエス・キリストが水晶玉を持って、描かれています。
1500年頃制作とありますから、「最後の晩餐」を描き終えた頃、この「救世主」を描き始めたのでしょう。
この「救世主」を仕上げてまもなく、「モナリザ」の制作に入る。あるいは並行しての制作になったのでしょうか。
「モナリザ」をレオナルドが手元に置いて何度も加筆したという話は、「救世主」と比較するとなるほどと思われます。
サァ・・・、ユダヤ教が誕生して(ユダヤ人の間での布教活動)、・・・イエス・キリストが誕生し、そして何故、ユダヤ教信者のキリストが布教後わずか1年半で死刑となり、死後キリスト教(カトリック教)が誕生し、そして世界に広まったのか?
イタリアでは紆余曲折の末、キリスト教が国教となったのが最大の要因でしょうが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます