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小石川植物園 ツマグロヒョウモンの群棲する木が出現。

2007-10-08 17:05:43 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-10-7
 文京区・小石川にあります小石川植物園に参りました。
入口から坂を登りきった台地上に、とても広々とした正に植物園としての設備と広大な桜並木があります。その奥まった一帯が「野草園」となっています。
 あちこちでたくさんのツマグロヒョウモンを観察できましたが、この一角になんと20匹いじょうが群がった、一本の園芸用の木がありました。
 びっくりです。たまたま野草園に見学にきた方々も一様に驚いて、しかもここ5年ほど急激に増えた蝶だと話しますと、温暖化とからんで考え込んでいました。

 この木は、和名 フサフジウツギで、園芸家では、通常ブットレア、蝶の木と呼ばれる園芸種だそうです。原産地 中国で学名は「Buddleja davidil Franch」
生垣などに使われることが多く、沢山の蝶が集まってしまうので、好き嫌いされる園芸種だと、その場で見学にきた老婦人に教えていただきました。

 その他 ヒメアカタテハ×1、モンシロチョウ×3 とても小さい個体できになります。アゲハチョウ×1、不明小型のガ×1(よく飛び回って蜜を吸う)
 同時に20引きもの観察です。また、まったく手でつまめるような状態で、ツマグロヒョウモンが群がっていました。
ほとんど、しかも新鮮な雄がほとんど。ペアとなっている個体もあり、地上では斃死した雌の個体の周りを5羽ほどもたかってもいました。
 大きな「オオスズメバチ」が2匹。ぶんぶんしていましたので、その被害者かもしれません。

 小石川植物園も、すでに秋の風情です。園内最奥の沼周辺では
コサギ×1、カルガモ×2(PEA)、モズの高い鳴き声、キジバト×2(番い)
アキアカネ×30程度 多くはない、オーシンツクツク×1、ヤマトシジミ×異常なほどの数、アカタテハ、キタテハを観察できず、です。

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