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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

誉田哲也「ドルチェ」

2020-07-15 10:05:40 | 日記
「姫川玲子」シリーズで人気の誉田哲也が描くもう一人の女性刑事のシリーズ。
主人公は、魚住久江。42歳 独身。
「誰かの死の謎を解き明かすより、生きている誰かのために捜査をしたい」
そんな気持ちで、古巣の警視庁捜査一課からの誘いを断り続け、
所轄の練馬書の強行犯係に勤務している。

しかし、名前のイメージって恐ろしいですね。
姫川玲子というと、クール•ビューティ。
演じた竹内結子さんのイメージのせいもあるでしょうが
怜悧な女性という感じ。
が、魚住久江というと、なんか人の良さそうなオバさんといった感じ。
「切れ者」という印象は、あまり受けません。
ネットで調べたら、松下由樹さんが演じていたんですね。
なるほど!

この作品、7つの短編から成っています。
「わいせつ」「傷害」「自動車事故」など、色々な事件を扱っていますが
私が面白かったのは、「ブルードパラサイト」
IT企業のイケメン社長が、妻に刺された事件。
なぜ、妻は、夫を刺したのか。
娘の名前に秘められた謎とは•••
というお話でした。