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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

世田谷パブリックシアター「住所まちがい」

2022-10-07 09:58:23 | 日記
世田谷パブリックシアターで上演中の「住所まちがい」です。
イタリアの「ピッコロ座」でヒットした喜劇だそう。
登場人物は、仲村トオル演じる社長 田中哲司演じる教授 渡辺いっけい演じる軍人の3人と
終盤登場する朝海ひかる演じる謎の女。

この戯曲、かなり縛りが緩いようで、基本設定さえ守っていれば
自由に解釈して良いらしく、演出の白井晃が、舞台を日本に置き換えて
上演台本を作っています。

舞台は、ホテルの部屋のよう。
そこに、仲村ら3人が、各々別の入り口から入ってくる。
仲村は、女性との密会 教授は出版社との打ち合わせ 軍人はビジネスのため
互いに他の人間がいることに驚くのですが、各人、指定された場所に来ていることが分かる。

部屋のなかでは、不可思議なことが•••
ジュースを飲みたいと思うと、冷蔵庫のなかにジュースが
酒を飲みたいと思うと、酒が•••
不思議な冷蔵庫。
さらに、なぜかリオデジャネイロの電話帳。

3人が狐につままれたような思いでいると、
急に大気汚染による警報が
彼らは、外界と遮断されてしまう。
もしかしたら、我々は死んでいるのか?
と思い始める3人。

そこへ現れたのは、掃除婦の格好をした女性。
彼女は、マリア様かもしれない。
「旦那さんは、なにやっている人?」
とか質問を浴びせる。

やがて、警報が解除され•••
というお話

2時間ちょいノンストップの作品ですが
そのセリフ量の膨大なこと。
特に田中哲司演じる教授は、半端ない。

アフタートークで、「自分の役以外でやりたい役は?」という質問に
みな、一様に「教授はやりたくない」と答えていました^_^




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