新宿サザンシアターで上演中の
「消失」です。
ケラの戯曲を、色々な演出家が手がけ、新たな魅力を
生み出そうとするシリーズの第六弾。
今までは、シアタークリエでの上演でしたが
今回から、劇場を替え、新たにスタートを切るそうです。
主人公は、チャズ(藤井隆)とスタンリー(入野自由)の兄弟。
共に40歳を回っている。
時期はクリスマス。
スタンリーが想いを寄せるスワンレイク(佐藤仁美)を招いての
パーティの準備をする兄弟。
こちらもオーバー40
が、ハプニングが起こり、パーティは失敗。
落ち込むスタンリー。
そんな時、訪ねて来たのが、ドーネン(坪倉由幸)
スタンリーの様子を見に来た闇医者。
そこへスワンレイクが訪ねてくる。
さらに、部屋の間借りに来たネハムキン(猫背椿)
ガスが壊れたので、直しに来た修理業者のジャック(岡本圭人)
皆、何かの秘密を持っている。
やがて、それらが段々明らかになり•••
3時間のお芝居ですが、決して長くは感じませんでした。
ケラらしい、ギャグとホラーが絡み合った作品でした。