小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

慣れてきました

2009-02-11 | 犬&猫との暮らし
               ブナのそばで

 ボッチもだいぶ犬たちに慣れてきました。

 懸命に「シーッ!」と威嚇しても、犬たちが知らん顔を決め込んでいるので、いよいよボッチも威嚇するのに厭きたらしく、最近ではかなり近くでくつろぐことができるようになりました。

 添い寝できるようになるまでには、もう少し時間がかかるかもしれませんが、遠からずそんな微笑ましい光景が楽しめることでしょう。
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ジャーナリスト坂本衛氏のこと

2009-02-11 | つぶやき

 坂本衛氏は、早稲田大学政治経済学部在学中から週刊誌、月刊誌などで取材執筆活動を開始し、「GALAC」「放送批評」の編集長を務めた後、現在は放送批評懇談会理事であり、同ギャラクシー賞報道活動部門委員長で、また田原総一朗氏が責任編集長を務める「オフレコ!」という雑誌の副編集長、日本大学芸術学部放送学科非常勤講師、「琵琶湖塾」副塾長と、輝かしい肩書を持つジャーナリストであります。

 ジャーナリストと紹介はしましたが、「ジャーナリストって何ですか」と突然、中学生(じゃなくてもいいけど)に尋ねられたら、おそらく私は正確に答えられないかもしれません。
 だいたい編集の仕事だって、正確に答えられるかどうか怪しい。フリーランスでライターをしていると、往々にして「編集業務も込みで」という場合がありますゆえ、名ばかりではあるにしろ編集者として仕事もこなしているし、専門誌の編プロをやっていたときは、編集作業がメインの仕事だったのですが、やはり今「編集者って何をするのですか」と中学生(じゃなくてもいいけど)に聞かれたら、何と答えればいいのやら…。

 今は(昔も!)こんなにぼんよよよ~んと無責任に生きている私ですが、前述の輝かしい肩書を持つ「放送にも詳しい」ジャーナリスト坂本氏は旧い知人であり、かつて私が坂もっちゃん(と坂本衛氏を呼んでいる)に、アーシュラ・K・ル=グウィンの『ゲド戦記』3巻を差し上げたことをよく覚えていてくれて、彼のホームページ「すべてを疑え!!」の“あれこれ疑って、My Way”にそんな記述を残してくれています。

 そうそう、私はあの頃、『ゲド戦記』にいたく感動していたのです。

 『ゲド戦記』は1976年に第1巻「影との戦い」が出版され、一昨年だか、スタジオジブリが映画化した名作です。現在は「影との戦い」のほか「こわれた腕環」「さいはての島へ」「帰還-ゲド戦記最後の書」「アースシーの風」「ゲド戦記外伝」の6巻が刊行されています。

 映画を観ただけで『ゲド戦記』を知った顔をしてはいけません。原作はもっと深い。

 坂もっちゃんがホームページに記してくれた『ゲド戦記』のくだりを読んで、再び『ゲド戦記』全巻が読みたくなりました。
 読まなければ…。「読み直しなさい!」と誰かが(神様?)言っている。

 坂もっちゃんは肩書通りの忙しい生活のようで「読みたい本をゆっくりじっくり読んでいる時間がない」みたいだけど、私にはあるんです、幸か不幸か…。

 いいや、「幸」に決まってます。

 私は『ゲド戦記』によって、(人間ではない)動物の智慧を強く意識するようになりました。『ゲド戦記』を読んで、何の動物でもいい、かたわらで意思を通わせることができる動物とともに生きていきたいと強く思ったのでした。常に共生するべきだとさえ思ったのでした。

 その通りになっているのに、今、しなければならないことを見失っているような気がします。なので、やっぱり今、『ゲド戦記』を読まなくちゃ、なのです。

 『ゲド戦記』について書くことで、そういうことを示唆してくれた坂もっちゃんに、ひっそりと感謝するのでした。

●ジャーナリスト坂本衛のサイト
メディアとつきあうツールすべてを疑え!! MAMO's Site
 
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/

コメント (3)
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