東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

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東海道本線沿線歩き旅 完結編 (2)

2023年06月11日 | 東海道本線 完結編
東海道本線沿線歩き旅 完結編 (2)
2023年5月22日(月)

いよいよ出発の日。

いつも朝寝坊のわたしは目覚ましを2個もセットして早起きをする。

昨夜の雨に濡れてカキツバタの花がいきいきしてる。



盛岡駅の待合室で用意してきたサンドイッチとカップコーヒーで朝食だ。

と、、見るとマッサージチェアが新幹線「はやぶさ」のデザインになっているのに気づいた。





いいね、しゃれてるな。


盛岡駅を午前7時11分発の「はやて4号」に乗車。



わたしは電車の窓から流れていく風景を見るのが好きだ、何時間も飽かずに眺めていられる。
そうしていると仙台を過ぎ2時間10分後にはもう東京駅に到着だ。



会社勤めのころは年に数回のペースで東京への出張があった。
まだ新幹線が無いころは寝台車を利用したものだった。
仕事を終えて深夜に盛岡駅を出発して、うとうとしていると早朝の上野駅に着く。

あの、まだ夜が明けきらない大都会の雰囲気がよかったなあ。

新幹線が開業してからは出張はほとんど日帰りになってしまい、会議を終えると急いで新幹線に乗り込むことが多くなってしまった。
そのため以前は会議の後に秋葉原の電気街を見て回れたのができなくなってしまったのだった。
早めに会議が終わった時などは盛岡駅からそのまま職場へ向かい夜遅くまで残業するということもしょっちゅうだった。
交通機関のスピード化にともなって気持ちに余裕がなくなってしまったように思えるなあ。

いまではテレワークの導入で深夜でも仕事のメールを受信したり、移動中でもスマートフォンでクライアントとの打ち合わせをしたりだそうで、ビジネスマンは24時間気が休まらないとか、、

ネットの活用で便利になったのは事実だがどこかで人間性を失わうことにならないかとちょっと心配してしまう。



東京駅での乗り継ぎがスムーズにできて「ひかり637号」へ乗ることができた。



11時15分には名古屋駅に到着、あたりまえだが日本の鉄道は時刻に正確である。



こんどは在来線に乗り換える。





今日のスタート駅である柏原駅へは名古屋で乗り換えるか米原駅まで行って戻ってくるかしかないのだ。

在来線の旅も好きだから乗車区間が長いのも楽しい。



大垣駅で乗り換えて、12時30分には柏原駅に到着だ。



1900年(明治33年)の開業だそうだから歴史の長い駅なのだ。







そのためか駅舎は歴史を感じさせる建物だ。



窓口は閉まっていた。前回来たときは「両替に出かけてます」という表示だったっけな。



昼食は自宅から持ってきたトーストの残りを駅のベンチで食べた。

しーんと静かな柏原駅である。

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