で、こちらが、「三佛寺本堂」になります。
HPによると、「三徳山三佛寺本堂は老杉が茂る境内にあり、千有余年の長い間、霊地として保護され、培われてきた仏教の神髄が強くたちこめています」とのこと。やはり、先ほどのお地蔵さんには、何かが宿っていたということか・・!?
取りあえず、こちらで、今回の旅の安全と、例のごとく、いろいろお願いをして、裏手の「登山事務所」に向かいます。
事務所に向かう道の途中、この後、登っていくルートが解説されてる看板があります。道中、いろいろな難所や、見どころが書いてあります。
で、こちらが、その「登山事務所」です。こちらで、入山料+志納金(登山料)で「600円」を支払って、奥の院である、国宝の「投入堂」を目指します。
こちらでは、入山届に、住所、氏名と入山時間を記入し、「六根清浄」と書かれた輪袈裟を借り受け、登山に向かいます。これは、登山の安全祈願と、滑落の有無を確認するものらしいので、しっかり、肩から掛けて登って行きましょう。
この登山に関しては、いろいろと、心得が必要で、HPによると、
「・登山途中の事故に備え、1人での入山は硬く禁止しています。
・登山道は滑りやすく危険な場所もありますし、山道を守る為、受付時には靴のチェックがあり靴底の確認をしてもらいます。滑りやすそうな溝の浅いもの・山道を傷めそうなものはダメです。仮に、この靴はダメと言われた場合にはそこでわらじを買い入山することをお勧めします。
・また、雨天時は入山禁止になりますのでご了承下さい。
・登山される際は動きやすい服装で、必ず両手両足が自由になるように荷物はリュックなどに入れましょう。山道途中に自販機等はありませんので水などは準備して下さい。タオル・軍手など必要に応じて準備しましょう。
・三徳山は修行道と言うだけあってとても険しい難所もあります。くれぐれも気をつけて登山・下山してください。」とのことです。
結構、厳しい内容ですね・・。まぁ、過去には、滑落事故が、多発していたらしく、まとめると、「観光気分では登らないでくださいよ!、ある程度、覚悟を決めて登ってよね。ここは、修行場なんだから!」ってことらしいです。
と言うことで、そんな観光気分の方でいらした方々のために、「わら草履」や、「軍手」が販売されています。革靴や、ハイヒールみたな物は厳禁ですし、女性は、スカートとかでは、登れないみたいです。本格的な登山靴じゃなくても、裏に溝のあるゴム製の靴とかなら大丈夫らしいです。
まぁ、自分達は、山に登る気満々でやって来ていたので、装備に関しては、大丈夫でした。あと、登ったから言えることですが、登山用のストックとか杖は、持って行かない方がいいと思います。邪魔になるだけだと思いますから・・。
それと、水分は十分持って行くべきです、まぁ、500mlのペットボトル2本くらいは、持っててもいいかも。 ただ、トイレは、上にはないので、ここで済ませてから出発してくださいね。
さぁ、いよいよ、こちらの参拝入口から、出発です。
この朱塗りの門をくぐれば、修業開始!です。
こちらは、三徳山登山の入口である「宿入橋」です。ここから先は、高低差200メートル、全長ほぼ700メートルの行程は全て難所という厳しい山道が続いて行きます。
橋を渡って間もなく、こんな感じで、いきなり急坂を登らされます。
道なき道を行くって感じで、とてもスリリング。探検家に庵った気分を味わえます。もちろん、BGMは、水曜スペシャル「川口浩探検隊」のテーマ。
しばらく行くと、この道中、一番はじめの難関である「カズラ坂」がみえてきました。
鬱蒼とした樹海の中を木の根が縦横に出ている坂で、両手を使って木の根をつかみながら登っていきます。
いきなりの難所に、この先のルートもあやふやで、不安に・・・。ホントにこの道で、合ってるの?って感じになってきます。
その「かずら坂」を何とかクリアした後は、、ロープで登らねばならない難所も・・。
結構、ハードな道が続きます。まぁ、このくらいは覚悟していたので何とか、休憩を入れながら進んでいきます。
すると、約半分くらい来たでしょうか・・・?急斜面の上に、建物を発見!
それにしても、こんな急な岩壁が参拝順路とは・・・ しかし、ここを登らねば、前に進めません・・。
この斜面を登り切った先にそびえたつ建物が、国の重要文化財に指定されている「文殊堂」と言われるお堂になります。
しかし、このお堂に辿り着くには、もう一つの、難所をクリアしなくてはならないのです・・。
そして、その難所の先には・・・・!?。 それは、また明日。
これでは雨の日は登れませんね・・
それにしても昨日のお地蔵さん・・かなり背筋が凍りましたよ・・こ、こわい~~
明日も楽しみにしています^^
こちら本格的な山登りって感じでしたよ~。舗装された山道じゃなく、チョットした冒険気分で登りました。
足元が悪かったら登れないと思います。実は、1週前に行く予定だったのですが、天候が悪そうだったので、1週づらしていったのですが、正解だったかも。
暑かったですが、満喫できましたよ~。
写真、今まで、こんなことになったことがなかったので、ちょっと怖いです・・。
触らぬ神に・・・といいますが、気をつけたいですね。