京都競馬場で行われた第76回朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、2番手追走から先頭に立って後続を突き放した川田将雅騎手騎乗の5番人気アドマイヤズーム(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、好位から脚を伸ばした2番人気ミュージアムマイル(牡2、栗東・高柳大輔厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。
☆アドマイヤズームが2歳牡馬マイルチャンピオンに輝きました。好スタートからそのまま押し切り勝ち。未勝利戦の勢いそのままに2馬身半差の勝利でした。先週の阪神JF同様、今年の京都コースは、例年の阪神コースよりパワーとスタミナが必要でしたね。
モーリス産駒のこの馬は出走してた人気のモーリス産駒よりスタミナが血統的にはありましたし、先行できる脚質もあっていました。今年のレースだから勝てたという感じです。正直、モーリス産駒だけ完成度はまだまだ先だとは思いますが、NHKマイルに進むなら楽しみですね。クラシックに進んでも今年の2歳牡馬はなかなかレベルが高そうなのでどうかなぁ・・。皐月賞ならまだまだしょうぶになるかもしれませんね。
2着に◎ミュージアムマイル。スタートで後手を踏みましたが、そこはさすが、C・デムーロ騎手、うまくリカバリーして2着にエスコートしました。父リオンディーズとの親子制覇とはなりませんでしたが、能力は示せました。正直、ホープフルSのクロワデュノールとの使い分けでこちらに回ってきたと思われますが、ここで賞金加算できましたし来春のクラシックが楽しみです。血統的にはクラシック向きですからね。
3着にランスオブカオス。これは、悔しいです。直前までアルレッキーノと迷ったんですよね・・あまりに人気のないアルレッキーノが気になりすぎてこっちを消してしまいました・・。調教の動きもよかったし内枠も新馬戦の末脚も素晴らしかった。ただ、その新馬戦からの中1週、鞍上がルーキーの吉村騎手とアルレッキーノの実績と鞍上ルメール騎手と天秤にかけてあちらに印をいれてしまいました・・。これは、本当に悔やまれます。もっと、直感を信じるべきでした。父シルバーステートはG1でも馬券になる馬がでることもありますからね。もっと信頼するべきでした。
▲アルテヴェローチェは5着。能力はあっても若さが出たか・・。鞍上の武騎手もこの馬の能力をまだ信じてるみたいだし、モーリス産駒。本格化はまだ先かもしれません。
〇トータルクラリティは、思ったようなレースが出来なかったか・・この馬も、アルテヴェローチェも大幅な馬体重増でしたからね・・。そのあたりもあったのかもしれません。あるいは、新潟2歳Sのレベルが低かったのかなぁ・・。
△アルレッキーノは10着。今年は、サウジアラビアCはタイムは速かったですが、やや重馬場だったし、レースレベル自体が低かったのかなぁ・・。×タイセイカレントも大外枠だったとは言え15着。
印を入れた馬が軒並み惨敗と情けない結果です。有馬記念に向けての資金調達も失敗に終わり、残り2戦、プラス収支に持っていくにはかなり厳しい展開です・・。とにかく、有馬記念の予想に全力を注ぎます。
~総評~ 阪神JF同様、連続開催の京都コースはタフなレースになった。パワーとスタミナのある馬、内枠が有利な結果となった。勝ち馬アドマイヤズームは内枠、先行からの押し切り勝ち。阪神コースでは勝てていなかったと思われる。2着ミュージアムマイルは適距離ではなかったが能力で2着死守。クラシック向きの血統だし、来春のクラシックで期待したい1頭。3着に1400m新馬価値のランスオブカオス。調教はよく見えたし内枠からの新馬戦でも見せた末脚も素晴らしかった。ルーキーの吉村騎手に拍手を送りたい。印を打ったサウジアラビアC組はやや重馬場のレースだったので、レースレベルが?だったのかもしれない。2桁馬体増で出てきた人気上位馬には印を落とすべきだった。
~予想結果~◎距離短縮で本来の適距離ではなかったが2着死守。オーナサイドの使い分けだったが、能力を見せた。〇2桁馬体増と新潟2Sのレベルが低かったのか?▲1番人気もこちらも2桁馬体増。サウジアラビアC組のレベルもやや重馬場だっただけに疑問符が付いた結果だったか?△鞍上、未勝利戦のレースっぷりに期待以上の人気になったか。血統的には向いていなかったわけで選ぶべきではなかった。×大外枠、前走にレースを期待以上に信じてしまった。☆京都コースだったから勝てたレースだと思うが、内枠、パワー型の血統が向いた勝利だった。
ということで、今年は、京都競馬場のレースだったので追記はありませんが来年、阪神コースに戻ったら使えると信じて、「虎の巻」に追記です。
・阪神コースに変わったことで、前走より、距離延長と言う組は、あまり、良くない。なので、マイル以上を連対している馬を重視。特に直線の長い、「新潟」、「東京」、「阪神」、「京都外」コースでの好走はプラス。(1800mからの距離短縮とか)
・さらに、「坂」のあるコース(阪神、東京、中山とか)で勝ち、連対経験のある馬も重視。
・「デイリー杯」、「東スポ2歳」、「東京マイル」勝ちの馬は、このコース適性が高い。
・東京1400、1600mの1着馬、京都外1600m、阪神1600m1着馬は買い。
・この中では、「阪神1600m、1800、東京1600m、1800m」で好走した馬を上位評価。
・札幌1800mのオープン以上のレースで勝った馬も阪神1600mでの適性はあるが、中央の直線の長いコースでも、馬券になっている馬はこのレースに向いてる。
・1400m以上の勝ち鞍か、1600m以上の重賞の連対は絶対条件。
・阪神コースの1400m以上で勝利した馬は、買っておくべき。
・阪神に開催になってから、1着馬は、前走1着馬のみ。
・阪神開催になってから、前走、重賞以外のレースからの参戦なら、連対は、おろか、勝ちが必須。さらに、前走、中央競馬場以外のコース(阪神、京都、中山、東京)からの参戦で馬券になった馬はいない。
・阪神開催になって、前走ダートからの参戦は消し。
・7,8枠なら、マイル以上での連対歴のない馬はマイナス。穴馬を狙うなら5枠以内の人気薄(坂のある1400m以上の勝ち鞍のある馬)
・前走1400m以下からのレースの参戦で、「京王杯」の馬券対象馬が馬券になっているが、その「京王杯」で馬券になった馬でも、「坂のある1400m以上のレースでの勝利」のない馬は消し。
・時計のかかる馬場、外差しの馬場になったら東京、阪神のマイル以上のレースで勝った馬を重視。
・前日、当日の馬場をチェックして内枠、先行が有利な馬場の場合は7,8枠は印2つは落として考えること。
・1400m勝ちしかない馬が馬券対象になっていますが、1400mのG2で馬券対象になるか、マイル以上のレースの経験のある1400m勝ちの馬のみ。
これで、来年は、バッチリか!?
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