今を生きる

「今に生きる」とか「いま、ここにいる」といったことを目にします。

頭では漠然とした意味が分かるけれど
案外本当に心の内側からは感じられなかったりするような気がする。

なんとなく毎日を一生懸命に過ごすことといった感じで捉えてしまうような・・・

もちろん、一生懸命真剣に人生に取り組むのでしょうが
一生懸命すぎてユーモアを忘れてしまいそうになったりしませんか？

一生懸命やっているのにうまくいかない・・・
空回りしてストレスを知らず知らず溜めてしまうのも
真剣に取り組んでいるが故のことだと思うのです。


一生懸命したらいつか報われるような、報われないなんて不公平だとも感じます。

でも、これこそ空回りなんですよね。


「いま、ここにいる」ということが一生懸命だけではないのだと・・・


これこそ「いま、ここに」いるような錯覚を起こしがちになるのかもしれませんね？


それが言葉で上手く表現できないのが難しいところですが
なんとなくその意味が理解でき始めました。


もちろん、何かを一生懸命しているからこその
気づきの中から沢山のことが起きていくのですが・・・


「いま、ここ」という言い回しは本来私個人的には好きではなかったのですが
それしか言いようがないのですね。

そうあることが自分の未来を自分のスピリチュアル性に沿って進んでいける道であるのですね。


いま、漠然としていてもそう生きていくことで自ずと道が開けていくということかもしれません。
でも、その道をコツコツ歩み始めていること自体は自分の選択です。
更にその先を見ていて進めたらより良いのでしょうが
なかなかそこまで見通せないものです。

そんな人にでも道が開けていくのは
きっとそんな道にいるときなのかもしれませんね。


合理的な思考の中の物の見方ではないところに
いま無駄に思えることが未来に役立つかもしれません。
すべてに無駄なことなどないですが・・・


つい忙しい毎日を過ごしていると時間に追われるので
余裕をなくしてしまいますよね。

どんなふうに一日を使ったとしても
それは瞬間瞬間の自分の選択の上から成り立っていることには変わりはありません。

それが自分の未来を創っていくのでしょう。


今は観えなくても、自分の望む未来への道を歩んでいるように
今を生きたいものですね。