好きなことを仕事にする？

よく巷では「好きなことをしごとにしろ」とか
「わくわくすることを仕事に」とか目にする。



私は、これには少し冷ややかに見てしまう。


もちろん、最初から嫌いで嫌いで仕方がないく
どうしてもやりたくないほど嫌いなものを
あえて選ぶ必要はないけれど、
自分で選んで始めたことにもっと興味を持って
効率が上がるような工夫や
トップをそこで取れるほどになってから
改めて考えても良い気もする。


そうやって、工夫をして努力をしていくと
好きだ嫌いだでもなく
ただ仕事に興味を持ったりする。


きっかけは「好きなこと」ではなくても
やっていくうちに、その仕事は仕事で楽しさを見出す。



単純に、「好き」や「わくわく」を解釈するのではなく
そういう気持ちになって行うことが大事なんではないかな。


もちろん、そういった類の本を書いている中には
本当に恵まれていて「好きなこと」をしてたら
たまたま上手くいったという人たちもいると思う。


でも、それは本当に稀で
「好きなこと」を始めて、またはこだわって
食べていけない人、またはなんとか食べていける程度や
転職しなくてはいけなくなった人のほうが
多いかもしれない。


「すきなこと」や「わくわくすること」は
プライベートにしてもいい。


本当に自分の好きなことだけ、
得意分野だけで成功するのは難しいことだと思う。

もちろん、何かの研究に没頭することなどして
煩わしいものがそこにないのなら
それは素晴らしいこと。


でも、残念ながら「好きなこと」を仕事にしても
お金のこと、人間関係のこと、様々なしがらみも出てきて
「好きなこと」だけではやっていけない。


私個人的には「自分に向いているもの」や
「長所を活かせるもの」を
やったほうが仕事にはいい気がする。