ときどき、自分が本当にダメな人間に思えるときがある。
もしかしたら、私もとても複雑な人間なのかもしれない。
だからもっと自分自身も全体像も客観的に見なくてはいけないと
事あるごとに思うのですが・・・
口調も心も穏やかになることが今の課題。
私の周りには乱暴な口調ではないけれど、
すぐに余裕がなくなってきつい言い方をする人たちがいる。
人の怒鳴る声や本心でないのに感情からでる投げやりな言葉を
聞くのは小さなときから本当に嫌いだった。
みんな嫌いですよね。
でも、もしかしたら怒鳴っている人たちは
自分が怒鳴っている感覚はないのかもしれない。
感情がやや高ぶって自分の気づかないうちに
少し声が大きくなっているくらいの感覚なのかも?
怒鳴るというのは、自分の言葉で相手を抑圧しようとする手段。
自分の考えや、
やることだけに相手を従わせようとする行為からくるもの。
相手の話なんて全く聞く気はない。
そんなときは、120%自分が正しいと思っているから・・・
そんな風に抑圧されると、反発したり
自分はダメな人間だからもっともっと努力しなくてはいけないと
思ったりするようになるのかもしれない。
私は心理学者でもないので、そんな分析はどうでもいいのですが
ダメな人間って本当にいるのだろうか?
ダメな人間っていないと思う。
逆に褒められるだけの、出来上がった人間もいない。
どちらの場合も環境がそう思わせてしまっているだけのこと。
レッテルを張る、強制する、枠にはめるというのは違うのに
人はこの行為が好きですね。
私もそんな風なときがあるのだろうな・・・
きっとそうだろう。
もっと人の話を静かに聞く。
受けいれる。
穏やかに話す。
心がけよう・・・