世の中的には40、50才台は
すっかり歳をとったように扱われている。
おばさん、おじさんだとかおばあさん、おじいさんとか
いちいちグループ分けをしているような言葉も色々ある。
最近ではさらに親切にも言葉を増やしている。
シニア、中年、中高年、熟年、老年・・・
「もういいって」と言いたくなるくらい言葉を作る。
よその国もそうなのだろうか?
英語ではそんなに中年以降に対して
グループ分けをするような他者が使う言葉はない。
ましてや、誰かにおじさんやおばあさん何て
言われるようなことはない。
時々、奇妙にも「奥さん」と未婚の人に
商売で声をかけるおじさんがいるのには失礼だ。
どう見ても年上そうな人が似たような年代のたいして
おじさんとかばあさんとか言っているのも変だ。
まぁ、それくらい自分の見た目年齢は
本人と他者からのギャップもあるのだけれど・・・
そんな風に、何だか40代くらいから(もしかしたら30代?)
沢山の名称のグループに人々を入れ始める。
それによって、当の本人もそんな気になっていく。
本題の前の話しが長くなってしまったが、
今日はそんなことはどうでもよく
当たり前だったのに忘れているようなことに気づいた話。
その、皆があまり喜ばないような
もう旬が過ぎたと感じているような
そんな年齢からが私たちの人生は長くなっているのだ!
見た目は昔より若いように思う。
精神年齢も若いせいかもしれないけれど・・・
でも、女性の閉経は大きな違いがあるわけでもないので
30代までにやっておくようなことに変化はあまりない。
最近の20歳前後の人も(大学に行っていても)
25、6歳くらいには結婚したいと言っている人が多くいる。
少なくても、30年前とほぼ変わらない思考だ。
もちろん子供のことを考えたら
20代、30代の早めには産んでおいたほうが良い。
でも、その後の人生ははるかに長くなっている。
出産できる期間が長くなればいいのに。
世の中は未だに50代を年寄りの部類にいれる節もある。
世の中の感覚は昭和初期のままのようだ。
50、60代ならお孫さんがいて・・・
40代?もう結婚はしないのでしょ?
はぁ?!
数字にこだわり過ぎると選択肢を狭め
人生に輝きを持たせなくしてしまう。
女性はもちろん、男性も50代になると
何故か年齢を言わない人もいるけれど
聞かれたら、いつだって堂々と自分の年齢を言おう。
(私はよく間違える)
いつだって、輝いて楽しもう。
自分でおばさん、おじさん、
ましてや他人にばあさん、じいさんなんて言われたら
無視できるよう忙しく人生を楽しんでいよう。
自ら進んで年寄りグループに加盟しなくていい。
だからと言って、無理して若作りをしようと
言っているわけではない。
美容整形や服装などのことでもない。
私が言っているのは精神的なものだ。
これから90、100歳が当たり前になっていくのなら
60、70、80代からだって新しいことができる。
趣味だって、恋愛や結婚だってできる。
(結婚に関しては状況により色々注意)
孫中心のおばあちゃん、おじいちゃんの
生活になってはもったいない。
自分のための人生を輝かせよう。