人の振り見て…とはよく言ったものです。
仕事でも何でも、ある程度やっている物事に対して
「自分は出来る」
または「知識を持っている」
と言った妙な自信を持ってしまうことが多々ある。
そんな事はないと否定したとしても
自覚がないとしても、ほとんどの人は心の中にある。
その自信は奇妙なプライドとなってしまう。
何故ならその道でのよっぽどのパイオニアか
経験も長い巨匠などのレベルに達するほどにならなければ
上には上がいるわけで、
奇妙な自信を持っていて勢いのある
まだ新人のような人では分からないものを持っているのに
そこから学んだり何かを吸収することを阻害してしまうからだ。
きっと、もう古いとか
今のものを知らないとバカにしてしまうのだろう。
残念なことだ。
完全に古くなっているのか?
何もアップデートをせずに古いままなのか?
そこを見極める必要もある。
新しいものを取り入れているなら
きっと「何か」にも気づいているし
そこから得たその人なりの知識もあるだろう。
そして、面白いことに
大きく宣伝をしていたり、お金を払うものにしか
学ぶ価値を見出さない人も多い。
例え、払う価値がないとしても日本人は肩書き好きなので
肩書きに価値を見出すのかもしれない。
これもまた、奇妙で面白いものだ。
変なプライドを持った時から
学ぶ姿勢にも制限がかかりチャンスも逃すことになる。
そう言う、私も今から思えば生意気だった。
だからこそ言えるのでもある。
肩書きには価値を見出さないけれど…
粋がっている時期を通り越して謙虚にもなれる。
物事においても、人生においても
多いに他者から学び、吸収できるチャンスを活かそう。
そのチャンスは特別な事をしなくても得られるもので
何処で誰から入ってくるかも分からない。
世の中はチャンスに溢れている。
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