トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

ペンケース その1

2012-09-28 21:47:14 | その他
 先日(だいぶん前ですが・・・)友人から「ペンケース作れる?」と連絡があり
外出していた私は“ファスナー付きの筆箱”的 なものをイメージし 「できるよ!!」 とカラ返事。
帰ってからメールで届いていた参考画像を見てビックリ!「こんなの作るの~!?」と
思ったんですが、とりあえず作り方を考えることに・・・
(詳細については連絡を取り合いながら)

「とりあえず“木型”が必要だな!」と思い、送られてきた“ペン”を片手に
ホームセンターに行き木材を調達。

さて、木型をつくり始めました。

ブーツ用の木型は削ってますが、“ペンケース用”の木型は初めての作業です。(笑)

左右の形を揃えるのに苦労しながら何となく完成!
いざ、大きさの確認をしてみたら「大きい(ハァ)」 削り直し。
二度目:仮のペンケースを作成。「角(エッジ)の出かたがイマイチ&若干大きい(ハァ×2)」 削り直し。
三度目:木型修正後、二度目に作ったものを作り直し「何となく丁度良さそう!」 本番開始!!


んで、出来上がった木型がこちら

写真左が上から撮った状態。右が裏側(底面)。
底面の角を削って(面を取って)エッジをキレイに出すのと、立体感を出します。


出来た木型を元に型紙を裁ちます。

型紙には糊付けをするアタリ用の窓(切り込み)を開けます。
このアタリに合わせて革の吟面(表面)を起毛させて糊が付くようにします。
アタリは大きいと起毛させたところが見えてしまい、小さいと接着できません。なんで結構大切なんですよ!

そして、作成途中がこちら

なんでも“真っ赤”がいいんですって!
この写真を見ると“たいしたもんじゃない”ように見えますが、底面に“ハリ”を出すための芯を入れたり、
革が型崩れしないように“革用の硬化剤”を塗ったりと意外と手間がかかってるんですよ。

この写真を見て分かるとおり“フタ”がありません。だから大きさがピッタリ合ってないとダメだったので
木型を何度も修正したんですよ~。


この後
1、小ジワを取る
2、周りを縫う
3、コバの大きさを決める
4、コバをキレイに磨く
               の作業が待ってます。


なんとなくブーツ作りと同じような事をする訳です。 

イヤー、初めてだったんで分からない事が多く時間がかかっちゃいました。(汗)
これからの作業は特に問題ないでしょう。(たぶん)





トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。




価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥115,000(税込¥120,750)~


 
連絡先等は
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南3‐24‐12
電 話 : 04-7361-8810
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。


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