昨日今日と暖かいですね。
こんなに暖かいとバイクに乗ってツーリングに行きたくなりますよねぇ・・・・・・
ということで。
さっきデジカメのバッテリー残量が少なくなっていたので充電しました。
コンセントはある機械の横にありあらためてその機械を眺めてみました。
その機械とは 『漉き機』 です。
漉き機とは革の貼り合わせ部分や縫い割り部分などの革を薄くする機械です。
このようなものです。

工房をオープンするときに中古で購入したものです。
こういった機械は古くても何も問題なく動いてくれます。
とても丈夫に作られているものです。
何年に製造されたものか分かりませんがなかなか雰囲気のある機械です。


地図になってますがどういった意味なんでしょう??
この漉き機の使い方はこのようにします。
まずは革です。

革の裏面です。
切っただけの状態です。
この革を漉き機のココに入れます。

ペダルを踏むと左側から右側に革が移動します。
よく見えるように撮影しましたが普段はこのように使ってますよ。

親指と人差し指で革を挟み親指をガイドにあてて革を端まで漉けるように押さえてます。
こうしないと指が漉き機に挟まれちゃうことがあるのでガイドに指をあててそこから先には指が行かないようにしてるんです。
漉き終わった革はこのようになります。

上の部分が漉けてますね。
断面はこんな感じです。

薄くなってるのが分かりますね。
今回は漉き幅を広めにしましたが幅や厚さは調整できるようになってます。
調整の方法はネジ式になってるものを絞めたり緩めたりして調整します。
電源を使ってモーターを動かしてる以外は完全にアナログな機械です。
こんなものも漉き機で漉いてます。

つま先に入る先芯です。
月形も漉き機で漉いてます。
ヌメ革はアッパー用の革に比べると硬いので漉き機の刃に負担がかかりますが歯を研いであげれば問題ないので漉き機で漉いてます。
このときは他のところも調節してから漉き機を通してますがそれは内緒です。
そしてココも。

中敷きの端です。
トンリョウで使用している中敷き用の革は厚みがあるので端を少しだけ薄くしてます。
あんまり薄くするとめくれてしまうので薄くし過ぎないようにしてます。
この漉き機が無いと手でこの作業をする事になります。
手で漉きをするとなると機械を使う時間の何十倍もかかってしまうんですよね。
機械で漉けないような形のところは手で漉きをしますが仕上がりも機械を使った方がキレイにできますし、時間も短縮できます。
漉き機ってとっても便利な機械なんですよ。
トンリョウでは漉き機の他にも電源を使う機械をいくつか使っています。
ミシンとグラインダーです。
ミシンはアッパーを縫うときに使用し、グラインダーはコバを削ったりするのに使用しています。
手作業にこだわってブーツを作るのではなく、手作業で行った方が利点が多いものは手作業で、機械を使った方が利点が多いものは機械を使うようにしてます。
すべて手作業で作るとなると時間がかかります。
時間がかかるということはコストがかかるということにもつながるので、機械にも活躍してもらい履き心地の良いワークブーツを履いていただきたいと思ってます。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 21,000(税込¥23,100) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥108,000(税込¥118,800)~
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
U R L : order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
こんなに暖かいとバイクに乗ってツーリングに行きたくなりますよねぇ・・・・・・

ということで。
さっきデジカメのバッテリー残量が少なくなっていたので充電しました。
コンセントはある機械の横にありあらためてその機械を眺めてみました。
その機械とは 『漉き機』 です。
漉き機とは革の貼り合わせ部分や縫い割り部分などの革を薄くする機械です。
このようなものです。

工房をオープンするときに中古で購入したものです。
こういった機械は古くても何も問題なく動いてくれます。
とても丈夫に作られているものです。
何年に製造されたものか分かりませんがなかなか雰囲気のある機械です。


地図になってますがどういった意味なんでしょう??
この漉き機の使い方はこのようにします。
まずは革です。

革の裏面です。
切っただけの状態です。
この革を漉き機のココに入れます。

ペダルを踏むと左側から右側に革が移動します。
よく見えるように撮影しましたが普段はこのように使ってますよ。

親指と人差し指で革を挟み親指をガイドにあてて革を端まで漉けるように押さえてます。
こうしないと指が漉き機に挟まれちゃうことがあるのでガイドに指をあててそこから先には指が行かないようにしてるんです。
漉き終わった革はこのようになります。

上の部分が漉けてますね。
断面はこんな感じです。

薄くなってるのが分かりますね。
今回は漉き幅を広めにしましたが幅や厚さは調整できるようになってます。
調整の方法はネジ式になってるものを絞めたり緩めたりして調整します。
電源を使ってモーターを動かしてる以外は完全にアナログな機械です。

こんなものも漉き機で漉いてます。

つま先に入る先芯です。
月形も漉き機で漉いてます。
ヌメ革はアッパー用の革に比べると硬いので漉き機の刃に負担がかかりますが歯を研いであげれば問題ないので漉き機で漉いてます。
このときは他のところも調節してから漉き機を通してますがそれは内緒です。

そしてココも。

中敷きの端です。
トンリョウで使用している中敷き用の革は厚みがあるので端を少しだけ薄くしてます。
あんまり薄くするとめくれてしまうので薄くし過ぎないようにしてます。
この漉き機が無いと手でこの作業をする事になります。
手で漉きをするとなると機械を使う時間の何十倍もかかってしまうんですよね。
機械で漉けないような形のところは手で漉きをしますが仕上がりも機械を使った方がキレイにできますし、時間も短縮できます。
漉き機ってとっても便利な機械なんですよ。
トンリョウでは漉き機の他にも電源を使う機械をいくつか使っています。
ミシンとグラインダーです。
ミシンはアッパーを縫うときに使用し、グラインダーはコバを削ったりするのに使用しています。
手作業にこだわってブーツを作るのではなく、手作業で行った方が利点が多いものは手作業で、機械を使った方が利点が多いものは機械を使うようにしてます。
すべて手作業で作るとなると時間がかかります。
時間がかかるということはコストがかかるということにもつながるので、機械にも活躍してもらい履き心地の良いワークブーツを履いていただきたいと思ってます。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 21,000(税込¥23,100) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥108,000(税込¥118,800)~
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
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E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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