トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

オイル交換のためバイク屋さんに。

2014-08-31 09:42:47 | その他
先日、友人から悲しい報せを聞きました。




私は普段、一人で仕事をしているんですが、一人でいる事が少し辛く感じてしまい金曜日のブログ更新ができませんでした。


「土曜日になれば落ち着くかな・・・・」とも思ったんですが、どうにも一人になると・・・・・






そんなとき『ふっ』と私のバイクが目に入りました。






前回、オイル交換をしてから かなり乗ってしまったので「もうオイル交換をしなくちゃなぁー。」と
思っていたので、急だったんですがお世話になっているバイク屋さんに電話をすると「いいですよ。」と。



早速、支度をして出発です。


お世話になっているバイク屋さんは茨城県の笠間市にあります。



笠間市は『笠間焼き』や『笠間稲荷』、『茨城県陶芸美術館』 『笠間芸術の森公園』など色々と
見たりする所や物が多いんですが、私はバイク屋さんに直行・直帰です。(笑)
(バイク屋さんにいると楽しいので。)


私の工房からだと片道80km以上あるので柏ICから常磐道を使い「バビューン!!(気持ち)」と
走っていたら右足ふくらはぎに何かパタパタと当たる感じが・・・・・


恐る恐る見てみると。


サイドカバーという内部を隠す?部品が取れかかっています。(汗)



急いで路肩に寄せると・・・・、ありません!!!



走行してきた方を見ると道路に何か落ちてます。


そうです。私のバイクから落ちたパーツです。




ぼっこりヘコんだ気持ちで高速道路を走っていると、私が抜いたオートバイがパトカーに
捕まっていました・・・・・



「サイドカバーが落ちなければ私が・・・・」などと思いながらバイク屋さんに到着です。



今回はトンリョウのポスターを貼らせてもらいたかったのでその旨をお伝えしたところ「いいよ!」と
目立つ所に貼っていただき(嬉)、サイドカバーの事も話したところ「そのへんにあるから付ければ。」
と返事が。(驚)

私のバイクのサイドカバーはなかなか手に入るものではないのでビックリしました。




これがサイドカバーです。



落としたサイドカバーです。

見事に後続車に踏まれてしまっています。



そしてバイク屋さんから譲っていただいたサイドカバーです。

汚れてはいますが色褪せもなく、キレイな状態です。(喜)


サイドカバーが無いとこんな感じになっちゃいます。

ん~、散らかっているのが丸見えです・・・・




そして、本題のオイル交換です。

かなりオイルが汚れています・・・・(汗)

オートバイは走行距離だけでなく、乗り方でもオイル交換の時期を判断しなくちゃいけないんですよ。

今回はオイル交換が遅かったと思います。気をつけなくちゃ!!


無事にオイル交換を終え、いつものようにお店の中を見ていると、見慣れないホンダのバイクが停まっています。


このバイク屋さんはカワサキの古いオートバイを多く取り扱っているのでホンダのバイクは目立つんですよね。(笑)


少し前、バイク仲間の友人に聞いていたバイクのようです。


バイク屋さんに聞いてみると、やっぱりそのオートバイだそうです。




そのオートバイがこちらです。

ホンダの『CB750K0』というバイクです。

色褪せ具合もイイ感じです。
古いバイクでキレイなのも良いんですが、このように色褪せをしているバイクも発売当時からの歴史みたいなもの
を感じて良いですよね。
(写真がピンボケしてしまい、この一枚しか使えないのが残念です・・・・)


このバイクは国内初のナナハン(750cc)で、とても希少価値のあるものです。

その中でもこの車体は『初期の“砂型”』という事なので、そうとうなものらしいです。
(砂型の説明は面倒なので省略しますね。【笑】)


すっごいイイ音がするんですよ。


ん~、カッコイイし、オーナーさんがうらやましい・・・・・






なんて感じでバイク屋さんにいたらアッという間におもてが暗くなっちゃいました。(驚)

楽しい時間はすぐに過ぎますね。


バイク屋さんに布団を敷いて寝たい気持ちを抑えて(笑)バイク屋さんをあとにしました。



忙しい中、相手をしていただきありがとうございました。





帰りも渋滞する事なく、無事に到着です。





静かな工房に着くとやはり思い出してしまいますが、気持ちを切り替えなくちゃ。














トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※不在の事がありますので先にご連絡をください。



Vansonのシングルライダース。

2014-08-26 18:36:48 | その他
先日、ブーツをお渡ししたお客さまからいただきものをしちゃいました。(喜)



グリーンのジッパー付きショートエンジニアブーツをお渡ししたお客さまなんですが、お話しをしていると
「安達さんのVansonのボーンはサイズいくつですか?」と聞かれたので「38ですよ。」とお答えすると、

「これ着れますかね?」と何やらモゾモゾと・・・・・



ハッ!! ライダースジャケットでした!!(驚)



「たんすの肥やしになっちゃってるんで良かったらどうぞ。」と言ってくれたので 早速袖を通してみました。


着れました~~~!!(喜喜)

サイズは36なんですが、インナーがなくなってしまったらしく、インナーなしだとジャストサイズです!(喜)


後ろからのラインがとってもキレイです!


でも、ジャストなのでこれ以上太れません・・・・・(汗)


ちなみに私のボーンはインナー付きなんですがお腹周りが少し大きいんですよね・・・・







すでにイイ感じでエイジングがでてます。



そしてタグも。




私のボーンはインナーが取り外せないんですが、いただいたライダースはこんな感じです。


私のボーンは。





そして、ジッパーも。

TARON製です。

私のボーンもTARON製のジッパーなので同じぐらいの年代に作られたものなんですかね?





私のボーンと比べてみました。

カットラインは同じように見えます。





サイズは。

上がいただいたライダースで下が私のボーンです。

サイズが一つ違うと大きさの違いはこんなもんなんですかね?






もう少しするとこのライダースの出番になりますね。(嬉)

たんすの肥やしにならないようにブイブイ バイクに乗らなくちゃ!!







嬉しいいただきものをしました。



どうもありがとうございました。













トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
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時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。

中物はコルクシートです。

2014-08-22 19:14:34 | Boots
ここのところオーダーをいただいたブーツ達がぞくぞくお客さまの元へ旅立っています。


ブーツを作る仕事なので当たり前の事なんですが、ほとんどの作業を一人でおこなっているのでブーツをお渡しするときは
少し寂しく感じるものです。



そんな作業の中の一つが中物入れです。


『中物』 とは、ウェルトを縫い付けた後にウェルトと中底の段差を埋めるために入れるものの事です。


中底とウェルトに段差があると、ミッドソール(トンリョウの場合)がうまく貼れません。



あくまでも段差を埋めるためのものなのでできるだけ薄く入れるようにしています。


作り手によっては中物がクッションの役割をするのである程度の厚みを残すように入れている方もいますが
私は薄めにしています。


なぜかというと、ブーツが完成したときに接地面を大きくするためと、“履き始め”と“馴染んだ後”の
足入れ感をできるだけ同じにするためです。


中物にある程度の厚みをもたせる作り手さんは馴染んだ後にジャストフィットする設計にして作っているはずです。



細かい説明をするともう少し長くなってしまい、文章だと上手く説明できないので興味のある方は作り手さんに
聞いてみる事をお勧めします。(笑)






それでは中物入れを紹介しますね。





まずは中物を貼ります。

トンリョウでは中物にコルクシートを使用しています。

粒コルクを使用している作り手さんもいますが、コルクシートの方がコルクが隙間なく埋まるのでコルクシートを
使用しています。



コルクシートはおおよその形なので余分な部分をカットします。



まずは包丁で荒断ちします。

この状態だとまだ底面が凸凹しています。




凸凹はヤスリで整えていきます。

コルクシートはヤスリで削るとボロボロと削れていきます。

削れていく様子が好きなのでグラインダーを使わずにヤスリでゴリゴリ削っています。(笑)



削ったら凸凹している部分がないか確認をして、また削って・・・・・
を繰り返します。




そして完成です。

キレイに凸凹が無くなりました。(喜)



この後はミッドソールになる革を貼ります。



という事でこの部分は見えなくなっちゃいます。(汗)



このようにブーツ作りは完成すると見えなくなってしまう部分がたくさんあります。


見えなくても完成したブーツの出来に関わるものなので手を抜けません!



お客さまの元で大切ししていただくために『細かな作業もコツコツと。』 ですね!!










トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
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時 間 : 10:00~20:00
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ジッパー付きエンジニアブーツをお渡ししました。

2014-08-19 18:29:49 | Boots
先日、オーダーをいただいたブーツをお渡ししました。


今回お渡ししたお客さまは神奈川県にお住まいのお客さまです。




オーダーをいただいたのはトンリョウでは初めてになる内側にジッパーの付くエンジニアブーツです。



トンリョウでは基本的にジッパー付きのブーツはお作りしていないんですが、お客さまとお話しをさせていただき
今回の製作にいたりました。



トンリョウではYKK製のジッパーを使用するので品質に問題はないんですがブーツに付くジッパーは
『壊れない』とは言えないものなので できるだけ使用を避けています。


ジッパーの修理もできるんですが“元のとおりキレイに”とはいかないので使いたくないんですよね。



しかし、オーダーを受けたからにはできるだけジッパーに負担がかからないように仕立てます。





ジッパーの話は少しおいといて。




今回製作するエンジニアブーツはグリーンの甲革を使います。


グリーンのエンジニアブーツはあまり見ないですよね。

私は個人的にグリーンが好きなので作るときも楽しみでした。(喜)





そして、お越しいただいたお客さまに早速試履きをしていただきました。



完成したブーツを見た時よりも、履いた時のほうがカッコいいです!(喜)

やっぱりブーツは“履き物”なんですよね!!


ん~、イイ!!(笑)



オイルを含んでいる革なのでミンクオイルを塗るとしっとりしてもっと雰囲気のあるエンジニアブーツになるでしょうね!



お客さまはオートバイには乗らない方なので、このぐらいの筒丈が丁度よいとの事です。


普段履きに使用するならこのぐらいの筒丈が都合よいですもんね。




そして、ジッパーの話に戻りますが、このようになってます。

履き口は筒の真ん中あたり(正確に言うと真ん中より少しふくらはぎ寄りです。)に、底に近い部分はつま先に寄せて
カーブをつけています。


ジッパーは直線のものなんですが、底に近い部分をつま先に寄せてカーブをつける事で足が入りやすくなっているんです。


これを履き口の位置から直線で下に下ろすと作業はとても楽になるんですが、足が入りずらくなってしまいます。


足がむくんでいるときなどは特に入りずらいですね。


あとは足首のあたりにゆとりをもたせているのでしゃがんだときなどもジッパーに負担が極力かからない仕様になっているんです。



お客さまは洋服や靴などがお好きな方でとってもオシャレさんです。


このグリーンのエンジニアブーツも上手に履きこなしていただけるでしょう。(嬉)




遠い所までお越しいただきありがとうございました。


また楽しいお話しをしたいです。







最後にブーツの写真とスペックです。
















スペック


・木型  : TL01

・製法  : ハンドソーンウェルト

・甲革  : 国産オイルステア(グリーン)

・裏革  : 素上げステア(ナチュラル)

・金具  : アンティークゴールド

・先芯・月型 : ヌメ革

・中底  : ヌメ革

・ミッドソール : ヌメ革

・ヒール : ヌメ革積み上げ

・アウトソール・トップリフト : USA製Vibtam#700(ブラウン)















トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
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時 間 : 10:00~20:00
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チャコールグレーのエンジニアブーツ。

2014-08-15 16:25:58 | Boots
先日、完成したブーツの受け渡しのためお客さまにお越しいただきました。




そのブーツはこちらのブーツです。

ここ最近のブログで登場していたブーツです。

底廻りの作業も無事に終え、完成したブーツをお渡しすることになりました。





今回のお客さまは東京都にお住まいのお客さまです。


このお客さまはブーツがとても好きな方で、色々なブーツをお持ちだそうです。
(うらやましい・・・・・【笑】)


その中にトンリョウのブーツも加わるんですね。(喜)




工房にお越しいただいたときもブーツを履いていらっしゃいました。


そのブーツがこちらです。



ホワイツのエンジニアブーツです。

適度に “ヤレ” が出ていてカッコイイです!!


ホワイツのブーツは『どこが良く出来てる』という事よりも、『カッコイイ』んですよね!




と、よそ様のブーツをホメるのはこのぐらいにして。(笑)




今回オーダーをいただいたブーツをさっそく履いていただきました。



ん~、カッコイイ・・・・・・(笑)


自分で作ったんですが、やっぱりブーツは履いた方がカッコイイですね!



お話しをしている間もこのブーツを履いてお話しをしていたんですが、少しずつ履きシワがでてきて
イイ感じになっていきます。



このブーツ、一枚目の写真と色が違うのが分かりますかね?


お客さまからの要望で完成した後、仕上げで一色濃くしているんです。


実際に見ると “パッと見” は黒のエンジニアブーツに見えるぐらいのカラーになってるんです。



これがまたイイ色なんですよ!!




お客さまは夏でもブーツを履くぐらいのブーツ好きな方なのでこのエンジニアブーツも
すぐに成長することでしょうね。(喜)





また楽しいお話しをお聞きしたいです。

暑い中、お越しいただきありがとうございました。







最後に完成写真とスペックです。














・木型  : TL06

・製法  : ハンドソーンウェルト

・甲革  : 国産オイルステア(チャコールグレー)
       ※アンティーク仕上げ

・裏革  : 素上げステア(ナチュラル)

・金具  : アンティークゴールド

・先芯・月型 : ヌメ革

・中底  : ヌメ革

・ミッドソール : ヌメ革

・ヒール : ヌメ革

・アウトソール・トップリフト : USA製Vibram#700(黒) 





















トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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