夏本番ですね。
工房の中も夏本番です。
さて、節電中の工房ではブーツ作りの下ごしらえをしています。
今回紹介するのは中底です。
トンリョウで製作するワークブーツの中底はヌメ革を使用しているんですが、ヌメ革でも厚みのあるヌメ革でないとハンドソーンウェルト製法としては使えないんです。
既製品で革中底を使用している靴のほとんどが3mmぐらいの厚さに対してハンドソーンウェルトに使用する中底は5.5mm以上はないと強度的に問題がでてしまいます。
その理由は中底用の革に加工をするからなんです。
グッドイヤーウェルト製法も同じようにすくい縫いをしますが、 『リブ』 という突起を中底の革とは別に貼り付けるんです。
ここが大きく違うんですよね。
革の厚さも倍ぐらいになりますから履いているうちに自分の足の形にヌメ革が沈んでなんとも言えないフィット感を体感できます。
そして、ヌメ革のみを使用する事によっても履き心地に違いがでるんです。
中底の加工はこんな感じです。
まずは木型の底面にヌメ革を合わせます。
その後、ラインを引き中底をカットしていきます。
外周をカットするのはウェルトがカットした部分にハマるようにするためです。
外周をカットしたら内側もカットします。
カットした内側からすくい針を刺し、すくい縫いをするんです。
加工した中底は外側と内側をカットしたのでこのようになってます。
まずは外側。
内側も。
突起が出来てますね。
この作業、切れ味の悪い包丁だとイライラするんですよね。
なのでキレっキレっの包丁が必要です。
そして、この突起がグッドイヤーウェルトでいう 『リブ』 になるんです。
ただ、リブに比べると高さも幅も違うのですくい縫いの機械では縫えません。
『ヌメ革のみ』 というだけでなく、すくい縫いをする工程にも違いがでるという事です。
そして内側のカットした革はすくい縫いをした後、元どおりに貼るので捨てずにとっておきます。
これで中底の加工は終了です。
このようにハンドソーンウェルト製法のブーツは見えないところが大きく違います。
マスプロアンテナのように 『見え過ぎちゃって困る』 ぐらいだともっとアピールできるんですけどね。
☆☆☆☆☆☆☆☆ お知らせ ☆☆☆☆☆☆☆
カワサキ乗りの方限定キャンペーン実施中です。
キャンペーンの内容は木型代を “無料” にいたします。
期間は 7月1日~8月31日
条件として、カワサキのバイクを所有している方限定にします。
条件の詳細は
カワサキの125cc以上のバイク(陸運局のナンバー)を所有していて現在乗られている方
※オーダーをいただくとき、確認のために免許証と登録証を見せていただき、実物のバイクを見せていただくか、1ケ月以内に撮った写真を見せてください。
(免許証・登録証のコピーを取らせていただいたりはしません。)
もちろん通常と同じようにお客さま専用の木型を作り、ハンドソーンウェルト製法で製作いたします。
カワサキ乗りの方はこの機会にぜひオーダーブーツを味わってください。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
工房の中も夏本番です。
さて、節電中の工房ではブーツ作りの下ごしらえをしています。
今回紹介するのは中底です。
トンリョウで製作するワークブーツの中底はヌメ革を使用しているんですが、ヌメ革でも厚みのあるヌメ革でないとハンドソーンウェルト製法としては使えないんです。
既製品で革中底を使用している靴のほとんどが3mmぐらいの厚さに対してハンドソーンウェルトに使用する中底は5.5mm以上はないと強度的に問題がでてしまいます。
その理由は中底用の革に加工をするからなんです。
グッドイヤーウェルト製法も同じようにすくい縫いをしますが、 『リブ』 という突起を中底の革とは別に貼り付けるんです。
ここが大きく違うんですよね。
革の厚さも倍ぐらいになりますから履いているうちに自分の足の形にヌメ革が沈んでなんとも言えないフィット感を体感できます。
そして、ヌメ革のみを使用する事によっても履き心地に違いがでるんです。
中底の加工はこんな感じです。
まずは木型の底面にヌメ革を合わせます。
その後、ラインを引き中底をカットしていきます。
外周をカットするのはウェルトがカットした部分にハマるようにするためです。
外周をカットしたら内側もカットします。
カットした内側からすくい針を刺し、すくい縫いをするんです。
加工した中底は外側と内側をカットしたのでこのようになってます。
まずは外側。
内側も。
突起が出来てますね。
この作業、切れ味の悪い包丁だとイライラするんですよね。
なのでキレっキレっの包丁が必要です。
そして、この突起がグッドイヤーウェルトでいう 『リブ』 になるんです。
ただ、リブに比べると高さも幅も違うのですくい縫いの機械では縫えません。
『ヌメ革のみ』 というだけでなく、すくい縫いをする工程にも違いがでるという事です。
そして内側のカットした革はすくい縫いをした後、元どおりに貼るので捨てずにとっておきます。
これで中底の加工は終了です。
このようにハンドソーンウェルト製法のブーツは見えないところが大きく違います。
マスプロアンテナのように 『見え過ぎちゃって困る』 ぐらいだともっとアピールできるんですけどね。
☆☆☆☆☆☆☆☆ お知らせ ☆☆☆☆☆☆☆
カワサキ乗りの方限定キャンペーン実施中です。
キャンペーンの内容は木型代を “無料” にいたします。
期間は 7月1日~8月31日
条件として、カワサキのバイクを所有している方限定にします。
条件の詳細は
カワサキの125cc以上のバイク(陸運局のナンバー)を所有していて現在乗られている方
※オーダーをいただくとき、確認のために免許証と登録証を見せていただき、実物のバイクを見せていただくか、1ケ月以内に撮った写真を見せてください。
(免許証・登録証のコピーを取らせていただいたりはしません。)
もちろん通常と同じようにお客さま専用の木型を作り、ハンドソーンウェルト製法で製作いたします。
カワサキ乗りの方はこの機会にぜひオーダーブーツを味わってください。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。