キルティング～～！！

ゴールデンウィークが始まりましたね。




先日、工房の家賃を払いに大家さんのところに行ったときに大家さんから　「連休はどこか行くんですか？」　と
聞かれました。

「そうですね！バイクでツーリングでも・・・・・・」　なんて言葉が喉元まで出てきたんですが　「いえ、仕事なんです」
と答えた後　「連休中はどこも混んでますからね！」　と精一杯の強がりを言っておきました。








さて工房ではオーダーをいただいているブーツの製作をしています。




今回紹介するブーツはシャフトがキルティングなのでセコセコとミシンがけをしました。







アウターの裏地などで見かけるキルティングはどう縫ってるのか分かりませんがトンリョウではこんな風に縫ってます。








まずは革を裁断します。

“決め型”　といってブーツの形になる大きさより大き目に裁断しておきます。


これはキルティングでふっくらすると小さくなるのでその分を計算して大き目にしておきます。

裁断するときに革の端に　“銀ペン”　というシルバーのボールペンで印を付けておきます。

キルティングを縫うときの印ですね。




印を付けるために型紙にはキルティングのピッチ？を書き込んでおきます。

型紙の端にある細長い穴が縫う目印になります。


以前作ったキルティングのサンプルブーツのときは細長い穴ではなく　“点”　にしたんですね。


するとどうでしょう。どの点を繋げば網目になるか分からないじゃないですか



という事で今回は繋ぎやすい　“細長い穴”　になったという訳です。





たくさん書いた細長い穴を繋げます。

一本ずつ定規をあてて線を引きます。

ちなみに片足で３６本の線を引いてます。







そしてもう一つパーツが必要になります。

ハイ。スポンジです。


このスポンジでふっくらさせるんですね。




革とスポンジを貼るときもちょっとしたコツが必要になるんですが、それは企業秘密です。




貼り終わったらせっせとミシンがけです。





ミシンがけが終わるとこうなります。



一つ一つのひし形がふっくらしてますね。



サンプルブーツの改善点を踏まえての作業だったので良いデキになりました。




こりゃカッコいいブーツができそうです。







　














トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格　：　ラスト(木型)代　　￥ 20,000（税込￥21,600）　※初回のご注文の場合は必要になります。
　　　　　 ブーツ代　　　￥105,000（税込￥113,400）～

詳しくはホームページをご覧ください。


　
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Tong Liao （トンリョウ）
〒270‐2212
　　　　　千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット１Ｆ中央
電　話 ： 047(710)6917
U R L　：order-boots.com
E mail ： boots.tongliao@gmail.com
時 間　： 10：00～20：00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。

ついに買いました！（喜）

今日は天気も良かったのでチョロっとバイクに乗ってきました。








というのも、バイク用品店から割引券付きのダイレクトメールが届いていたので前から欲しかったものを
買いに行くついでのプチツーリングです。









今日のバイクはこちらです。

奥のバイクじゃないですよ



奥のバイクはカワサキのＺ１０００ＭＫⅡという名車です。




カッコいいですよね～







私はシャリーちゃんです。


シャリーちゃんもＺ１０００ＭＫⅡには敵いませんが、なかなかイイでしょ












そしてお目当ての物はこちらです。

バイクのチェーンを掃除するためのブラシです。



掃除するときはチェーンの４方向を掃除しなきゃいけないんですが、普通のブラシだと１面しか掃除できない
ところをこのブラシだと一度に３面掃除できる優れ物なんです。





以前から　『欲しいなぁ～』　と思っていたんですが、私の価値観の　“ブラシの価格”　を
大きく上回ってました。



なので、手に取ってはみたものの　元の位置に戻す。　といった動作を繰り返し、とうとう購入しました。








割引券さまさまです。





これからは私のバイク達は　“チェーンピカピカ”　になる事でしょう！













無事にブラシを購入した後はいつもの手賀沼にの～んびり走りに行きました。



私のシャリーちゃん、５０ｃｃなので調子にのってると切られちゃいます。

まぁ、ミニスカポリスだったら切符を切られても元は取れそうですが、いまだに出くわした事がないので・・・・・











ちょっと休憩で手賀沼をパチリ



ホントに今日は絶好のバイク日和でした。




シャリーちゃんはマフラー音が騒がしいので、下校途中の小学生から熱い視線を感じながら爽快に
走り、後ろから来る車に煽られないかバックミラーをチラチラ見ながら走るスリリングさも味わえました。













そして、シャリーちゃんも清々しい青空と一緒に。

カメラのモードを変えるとこんなに色鮮やかに写るんですね。



イヤ～、コンパクトカメラって便利















さあ、気分もリフレッシュできたし、作業を進めますよ～！！











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骨折じゃありませんが・・・・・・・

アニメの　『キングダム』　の新シリーズが放送される事を願ってからかなりの時間が経ちます。








キングダムを観ていると　「あ～、俺もあと３０歳若かったら　“天下の大将軍”　を目指したのになぁ～～！！」
なんて思っちゃいます。




まぁ、なれる・なれないは別にして、目指すのは自由なので











とりあえず刀を革切り包丁に持ち替えて仕事をしたいと思います。










工房ではブーツ屋なのにバッグを作っています。






以前にも紹介したんですがチョットした事情でバイク用のバッグを作る事になったんですが
なかなか捗りません・・・・・・・・






バッグ作りは分からない事が多く、手を動かしているより頭を働かせている時間の方が長い為、私の普段作動していない
頭からはおそらく湯気的なものが出ているでしょう。





頭だけを働かせていると気を失いそうなので、とりあえず手を動かしてみました。












その結果・・・・・・・・











失敗しちゃいました！！


あ～れ～～～









だがしかし！一日寝たところで気を取り直し再度チャレンジです！








今度は冷静に作業を進めてっと










まずはトンリョウのロゴを押します。



まぁ、これはブーツと同じなので失敗はしないんですけどね。









その後も作業を進めて、やっとここまで来ました。

ようやく形になってきたのでここからはスイスイス～っと進むでしょう！！







イヤイヤ、慣れない事は骨が折れますね。





しかし！　カッコいいバッグができそうな予感がします。



















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再度、パープルの革です。

となりの韓国料理屋さんからイイ匂いがしてきてます。










先日、用事がありシャリーちゃんで出かけようとしたところテールランプが点いてません。



ブレーキを握るとストップランプは点くので　『ウインカー交換をしたときに配線を抜いたから接触不良かな？』　と
思い、昼間だったのでそのまま乗って行きました。


用事を済ませ、工房に戻るなり配線の確認をしたんですがバッチリはまってます。




という事で電球が切れてないか確認です。





ハイ。切れてました。

私は１６才からバイクに乗ってるんですが、テールランプの球切れは初めてかも・・・・・



シャリーちゃんにはいろいろ経験させていただいてます。（笑）





そんなシャリーちゃんは現在、このようになってます。

カッコ良くなったでしょ～～！？

この型のシャリーは１９８０年代後半から９０年代前半まで製造されていたみたいなんですが、１９８０年代はバイクが
大きく進化？した時代だと思います。


どのメーカーも新しい事にチャレンジし、現在はプレミア価格のバイクがある一方　『どうしたらこういう形になるんだろう？』
と微笑ましくなるバイクもあります。


このシャリーも今では思いつく事のないデザインだと思います。



こういったバイクを販売まで漕ぎ着けたホンダは流石ですね。












さてさて、シャリーちゃんに乗っていても気持ち良く走れる季節になりましたね。



今日は以前紹介した革をあらためて紹介します。




この革です。

イタリー製のパープルのオイルレザーです。


私はけっこう紫が好きで、この革の見本帳を見たときに発色の良いこの紫を発注する事にしたんです。


日本製の革だと紫はほとんどないんですよね。


しかもこの革のように革の表情が残っている紫は滅多に見る事がありません。



革全体で見るとこんな感じです。



イイ色。




革で見るとハデですが、ブーツになり履き込んでいくとカッコいいブーツになりますよ～





私だったらデザインは凝らずにエンジニアブーツで作りたいですね。

すべてパープルの革でもカッコいいブーツができそうですが、ベルトと履き口だけ白の革を使っても
カッコいいブーツができそうですね。









パッと見で分かるパープルのブーツ、いかがですか？

























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トップリフトの交換依頼。

先日、お客さまのＷさんが工房に遊びに来てくれました。（喜）




Ｗさんは趣味で靴作り教室に通われている方でとってもオシャレさんです。

オシャレさんなんですが　“ブランドにこだわる”　というタイプの方ではなく　“気に入ったものを”
という感じの方です。





靴も　『ブランド』　で選ぶのではなく　“作り”　や　“作り手”　の考え方を尊重してくださり、私の友人の
シューリパブリックさんの靴やトンリョウのブーツも履いていただいています。





シューリパブリックさんの靴は　“履き物”　として１００％活用できるように考えられています。

代表の高山さんと話をしていてもとても勉強になる事が多く　『靴を実用品として作ってるなー』　という事が伝わってきます。





Ｗさんもシューリパブリックさんでトンリョウのお話しをしていただき、ご注文をいただける事になったお客さま
なんです。




とてもありがたい縁をいただいたと思っています。











今回、Ｗさんがお越しになったのは　『これから作る靴の木型ができた』　との事で見せていただいたのと
以前お作りしたブーツのトップリフトの交換の為でした。






Ｗさんにお作りしたブーツはトンリョウ初のジップブーツです。








これがまたイイ感じになってるんです。

この色が一番現物に近いですね。

こちらは少しグリーンを強調して。



白黒でもカッコイイので。

履きジワや細かなキズが入り、ワークブーツとして良い成長をしてますよね。

アッパーのグリーンもイイ色になってます。

グリーンは　『足元の色としては派手』　なんて思っている方もこのブーツを見ていただければ考え方が変わるかも・・・・



こうして自分の作ったブーツと再会でき、作ったときよりもカッコよくなっていると嬉しくなります。






気になるトップリフトは。

一番減っているところで２ｍｍ厚なので交換にはちょうどよい厚さですね。






そして、Ｗさんとお話しをしていると　「安達さんはサンダル履きますか？」　と質問が・・・・・

『「ハイ。履きます。」なんて言ったら「ブーツ屋なのになんでサンダル履くんですか
なんて突っ込まれるかな？』　と思いながらも素直に　「ハイ。履きますよ。」　と答えると・・・・・


『便所サンダルって知ってます？』　と何やら袋からゴソゴソと・・・・・




「良かったら履いてください。」　と袋から出されたものを私にくださいました。




それがコチラです。



『チョットぉ～～！！』　と思わずテンションが上がりました。





通りがかった履き物屋さんで見つけたものらしいです。



Ｗさんも会社の中で愛用しているらしく私にも勧めてくれました。





手に持った瞬間から　「どんなパンツと合わせよう！　ステテコが必要かな？」　と
妄想が膨らみます。





このサンダル、ゴムそのものの色ではなく、塗装をしてあったり細かなところまで作り込まれてます。
（ちなみにこの色は『金茶』という色らしいです。）



底面には　『ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ』　とあり　「ロングセラーには訳があるんだな。」　と
感心すらしちゃいました。






このサンダルをプレゼントしてくださるＷさんに感服です。　





Ｗさん、ありがとうございました！

この夏はいただいたサンダルの似合うナイスミドルになりたいと思います！





今度は工房で一緒に飲みましょ！



　

































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