チョット前に記事にしたサンプル用短靴の続きです。
前回は親子穴という飾り穴を紹介しましたが、今回は 『ギザ刃』 という加工を
紹介します。
ギザ刃とは革の切り口をギザギザのカットにする事です。
紳士靴のウィングチップなんかに使われている加工です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/6f/2d5dc1764c2c3662fc84d897e3d4bd56.jpg)
写真はストレートチップですが、切り口のギザギザがそうです。
この加工をするためにも専用の道具が必要になります。
その一つめがこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/fc/9ad9397dee43d7a53062ef641d580445.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e3/2a0d75a239602596b22518c0ff98bc53.jpg)
ハサミです。刃がギザギザになっています。
ギザギザの大きさが違うものが何種類かあります。
細かくなればドレス寄りの靴になり、荒くなるとカジュアルな雰囲気になります。
私の作っているようなワークブーツだと荒目の方が似合いますね。
使い方はというと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e5/0b40c4405d02eb50bfcc25143cadbe4d.jpg)
革に型紙を合わせ、ギザ刃にする部分に線を引きます。
その他の部分を裁断して型紙を外します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/fb/a6d80d923cc2486837402f32c2f0b4cd.jpg)
シルバーのラインが引いてある部分がギザ刃にする部分です。
シルバーのラインがギザ刃の谷に合うようにしてハサミでカットしていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ea/627a66b4ae66f1a9b6be901e314ab155.jpg)
このとき、シルバーのラインがギザ刃の谷で消えるようにカットします。
そうすると、谷の部分で型紙を同じ大きさになるんですね。
ギザ刃の山の高さは約1.5mmなんですが、靴を作る場合は1.5mmでもずれると形が崩れたり、
うまく吊り込みができなかったりします。
(けっこう細かい作業なんですよ。)
カットできた状態がこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ec/ac40090979a938560ed144034c94f6d0.jpg)
谷の部分でシルバーのラインが消えてますね。
残ったラインも作っている間に消えたり、ゴムでこすると消えちゃうペンなので心配ないです。(笑)
革をカットするにはこのハサミを使う事が多いんですが、ギザ刃にするにはもう一つ道具
があります。
もう一つの道具はほとんど使う事はないんですが、今回は使ってみました。
でも、あとの一つはチョット特殊な使い方をしたので、もう少し作業が進んでから紹介しますね。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥110,250)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
前回は親子穴という飾り穴を紹介しましたが、今回は 『ギザ刃』 という加工を
紹介します。
ギザ刃とは革の切り口をギザギザのカットにする事です。
紳士靴のウィングチップなんかに使われている加工です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/6f/2d5dc1764c2c3662fc84d897e3d4bd56.jpg)
写真はストレートチップですが、切り口のギザギザがそうです。
この加工をするためにも専用の道具が必要になります。
その一つめがこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/fc/9ad9397dee43d7a53062ef641d580445.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e3/2a0d75a239602596b22518c0ff98bc53.jpg)
ハサミです。刃がギザギザになっています。
ギザギザの大きさが違うものが何種類かあります。
細かくなればドレス寄りの靴になり、荒くなるとカジュアルな雰囲気になります。
私の作っているようなワークブーツだと荒目の方が似合いますね。
使い方はというと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e5/0b40c4405d02eb50bfcc25143cadbe4d.jpg)
革に型紙を合わせ、ギザ刃にする部分に線を引きます。
その他の部分を裁断して型紙を外します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/fb/a6d80d923cc2486837402f32c2f0b4cd.jpg)
シルバーのラインが引いてある部分がギザ刃にする部分です。
シルバーのラインがギザ刃の谷に合うようにしてハサミでカットしていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ea/627a66b4ae66f1a9b6be901e314ab155.jpg)
このとき、シルバーのラインがギザ刃の谷で消えるようにカットします。
そうすると、谷の部分で型紙を同じ大きさになるんですね。
ギザ刃の山の高さは約1.5mmなんですが、靴を作る場合は1.5mmでもずれると形が崩れたり、
うまく吊り込みができなかったりします。
(けっこう細かい作業なんですよ。)
カットできた状態がこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ec/ac40090979a938560ed144034c94f6d0.jpg)
谷の部分でシルバーのラインが消えてますね。
残ったラインも作っている間に消えたり、ゴムでこすると消えちゃうペンなので心配ないです。(笑)
革をカットするにはこのハサミを使う事が多いんですが、ギザ刃にするにはもう一つ道具
があります。
もう一つの道具はほとんど使う事はないんですが、今回は使ってみました。
でも、あとの一つはチョット特殊な使い方をしたので、もう少し作業が進んでから紹介しますね。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥110,250)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
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E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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