今日は私の作っているブーツのライニングについて説明したいと思います。
ライニングとは、アッパーの裏側に付く革の事で、靴業界では “裏革” と言っています。
アッパーの裏側に付く革なので足(脚)が直接触れる部分になります。
既製品のワークブーツはこのライニングが筒(シャフト部)に付いていないものが多いですね。
この仕様だと、甲革(表革)の縫い合わせと同じ部分でライニングも縫い合わせないといけません。
そうすると、甲革2枚とライニングの計3枚が縫い合わさる事になります。
ワークブーツのように厚い革を使う場合、この縫い合わせの部分が結構硬くなります。
ブーツを履いたとき違和感を感じるのもこの部分が多いのではないでしょうか。
あとは、ブーツを脱ぎ履きする際に足が引っ掛かるのでステッチがほつれてしまいます。
私は、この症状が気になっていて「甲革と裏革を別々の仕立てにしよう。」と思い
ライニングは現在の仕立てにしています。
このような仕立てです。
ブーツ全体にライニングを使っています。
パーツもできるだけ少なくしているので足あたりがソフトと言うか違和感のないようにしています。
そして、ブーツで足を抑える部分やブーツの中で足が動く部分には切り替えしを入れないようにしています。
こうする事によってデメリットを減らす事ができます。
ブーツになった状態だとこんな感じです。
奥の方に見えるステッチも甲革とは別に縫っているので『縫い合わせの部分があたる』という事がなくなります。
お客さまの足に合わせて作ったブーツを履いていただくときはもちろん問題ありませんが、
工房にお越しになったお客さまにサンプルブーツを履いていただいたときも
履いた瞬間に「やわらかい。」と言っていただく事が多いです。
木型や作りにも大きな違いがあるんですが、このライニングの仕立ても重要な点ですね。
残念な事が一つあります。「実際に履いてみないと分からない。」というところです。(笑)
なので「チョット興味があるな。」という感じでも構いませんのでお気軽にご連絡くださいね。
話は変わりますが、今日は梅雨入りしたのに良い天気ですね。
工房に向かうときはこんなのが目に入りました。
近所のネコ達なんですが、朝っぱらから気持ち良さそうにお休みです。(笑)
(ん~、仲間に入りたい・・・・・)
最近は人間に慣れたみたいで近づいても逃げなくなりました。(喜)
オシッコ(マーキング?)をしたところは臭いのでチョットばかり「イラッ」としますが(笑)
こうして見るとなんとも言えずカワイイもんですね。
6月1日(土)・2日(日)は私用の為、お休み致します。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥110,250)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
ライニングとは、アッパーの裏側に付く革の事で、靴業界では “裏革” と言っています。
アッパーの裏側に付く革なので足(脚)が直接触れる部分になります。
既製品のワークブーツはこのライニングが筒(シャフト部)に付いていないものが多いですね。
この仕様だと、甲革(表革)の縫い合わせと同じ部分でライニングも縫い合わせないといけません。
そうすると、甲革2枚とライニングの計3枚が縫い合わさる事になります。
ワークブーツのように厚い革を使う場合、この縫い合わせの部分が結構硬くなります。
ブーツを履いたとき違和感を感じるのもこの部分が多いのではないでしょうか。
あとは、ブーツを脱ぎ履きする際に足が引っ掛かるのでステッチがほつれてしまいます。
私は、この症状が気になっていて「甲革と裏革を別々の仕立てにしよう。」と思い
ライニングは現在の仕立てにしています。
このような仕立てです。
ブーツ全体にライニングを使っています。
パーツもできるだけ少なくしているので足あたりがソフトと言うか違和感のないようにしています。
そして、ブーツで足を抑える部分やブーツの中で足が動く部分には切り替えしを入れないようにしています。
こうする事によってデメリットを減らす事ができます。
ブーツになった状態だとこんな感じです。
奥の方に見えるステッチも甲革とは別に縫っているので『縫い合わせの部分があたる』という事がなくなります。
お客さまの足に合わせて作ったブーツを履いていただくときはもちろん問題ありませんが、
工房にお越しになったお客さまにサンプルブーツを履いていただいたときも
履いた瞬間に「やわらかい。」と言っていただく事が多いです。
木型や作りにも大きな違いがあるんですが、このライニングの仕立ても重要な点ですね。
残念な事が一つあります。「実際に履いてみないと分からない。」というところです。(笑)
なので「チョット興味があるな。」という感じでも構いませんのでお気軽にご連絡くださいね。
話は変わりますが、今日は梅雨入りしたのに良い天気ですね。
工房に向かうときはこんなのが目に入りました。
近所のネコ達なんですが、朝っぱらから気持ち良さそうにお休みです。(笑)
(ん~、仲間に入りたい・・・・・)
最近は人間に慣れたみたいで近づいても逃げなくなりました。(喜)
オシッコ(マーキング?)をしたところは臭いのでチョットばかり「イラッ」としますが(笑)
こうして見るとなんとも言えずカワイイもんですね。
6月1日(土)・2日(日)は私用の為、お休み致します。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥110,250)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。