今日はオーダーをいただいたブーツの木型調整をしました。
木型の調整とはお客さまの足にある程度合わせた状態で木型を作ってもらうんですが、作ってもらった木型がピッタりと合ってる状態にはほぼならないんです。
なので木型屋さんから受け取った木型をお客さまの足の寸法に合わせて調整する必要がでてきます。
今日作業した木型のお客さまはかなり足が細く既製品の靴やブーツでは合うものを探すのがなかなか大変な方です。
海外で販売されているブーツはDワイズなど細めのブーツがあるんですが日本ではあまりDワイズの靴やブーツを探すのは大変だと思います。
(ウェスタンブーツなんかはDワイズのものがありますね。)
ということで今回は木型の調整を紹介しますね。
まずはオーダーをいただくときにお客さまの足を採寸します。
採寸したデータはこのようになってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/65/cb555fcbcfcf38817776b1840b2b4c1b.jpg)
足の外周・土踏まずの具合・各部の寸法が明記されています。
このデータと木型を照らし合わせて木型にポイントをつけます。
木型のポイントと足の寸法を比べて合わない箇所を調整していくんですが、木型が小さい箇所には革を貼り、木型が大きい箇所は削ります。
削るときはこのようにして削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/73/e684c8086ef68030f909701a342ae937.jpg)
まずは荒目のヤスリで足の寸法と合うように削ります。
その後、目の細かいヤスリで表面を整えながらいびつな形になっていないか確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/11/accf87efce2c095420a0589589990828.jpg)
今回のお客さまは削る箇所が多かったので比較的スムーズに作業が進みました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
調整の終わった木型はこのようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a7/0f02877bd09f88dd8636b2b6aa1a4abf.jpg)
左右共に接地位置(底面)の調整をして各部 寸法に合わせて調整してあります。
画像だと分かりずらいんですが、左右で削る箇所は違っていますし、左足だけ甲に革を貼ってあります。
今回のお客さまは左右を比べると左足が大きい方でした。
このように左右で足の大きさが違うことはめずらしくないんですよ。
と言うより違うことが普通?というか違いの差はありますが左右で同じ足の方はなかなかいないと思います。
原因としては “利き足” や “重心が片方の足に多くかかっているから” などがあります。
他にも足長(踵からつま先までの寸法)が左右の足で5mmも違っている方がいらっしゃいました。
あとは採寸した寸法なんですが寸法だけで合わせるのではなく、足の肉付きなどを考えて木型を調整する必要があるんです。
これは洋服と違い靴やブーツは締め付ける箇所があるからなんです。
足の形を石膏などで型取り、その石膏から採寸したデータどおりに靴やブーツを作るととてもゆるいものが出来てしまうんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
靴やブーツは締め付ける箇所があるためです。
ただ “締め付ける” といってもすべての人が同じだけ締め付ければいいという訳にはいかないんですよね。
比較的ぜい肉が多い足の方は少し多めに締め付けの寸法をとったり、骨ばっている方は若干締め付けの寸法を和らげます。
なので大きさや寸法だけでなく、お客さまの足の特徴などを把握していないと足に合ったブーツはできないんです。
海外製のブーツで 『寸法を計って作ったのになんだか履き心地が悪い・・・・・』 といったものは寸法のみで作ったからかもしれませんね。
他にも “足がむくんでた” や “普段履く厚みの靴下じゃない状態で採寸した” などがあります。
足はそれぞれです。
自分では “甲が高い” と思っている方もじつは甲が高いのではなく “足全体にたくさん筋肉が付いてる” ということもありますしね。
自分の足の寸法や特徴が分かるようになると足に合った履き物を選ぶのに手間をかけずに済みますし、なにより足に合った履き物は快適です。
手で持って重く感じる履き物でも足に合っていればそれほど重さを感じないものですよ。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
木型の調整とはお客さまの足にある程度合わせた状態で木型を作ってもらうんですが、作ってもらった木型がピッタりと合ってる状態にはほぼならないんです。
なので木型屋さんから受け取った木型をお客さまの足の寸法に合わせて調整する必要がでてきます。
今日作業した木型のお客さまはかなり足が細く既製品の靴やブーツでは合うものを探すのがなかなか大変な方です。
海外で販売されているブーツはDワイズなど細めのブーツがあるんですが日本ではあまりDワイズの靴やブーツを探すのは大変だと思います。
(ウェスタンブーツなんかはDワイズのものがありますね。)
ということで今回は木型の調整を紹介しますね。
まずはオーダーをいただくときにお客さまの足を採寸します。
採寸したデータはこのようになってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/65/cb555fcbcfcf38817776b1840b2b4c1b.jpg)
足の外周・土踏まずの具合・各部の寸法が明記されています。
このデータと木型を照らし合わせて木型にポイントをつけます。
木型のポイントと足の寸法を比べて合わない箇所を調整していくんですが、木型が小さい箇所には革を貼り、木型が大きい箇所は削ります。
削るときはこのようにして削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/73/e684c8086ef68030f909701a342ae937.jpg)
まずは荒目のヤスリで足の寸法と合うように削ります。
その後、目の細かいヤスリで表面を整えながらいびつな形になっていないか確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/11/accf87efce2c095420a0589589990828.jpg)
今回のお客さまは削る箇所が多かったので比較的スムーズに作業が進みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
調整の終わった木型はこのようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a7/0f02877bd09f88dd8636b2b6aa1a4abf.jpg)
左右共に接地位置(底面)の調整をして各部 寸法に合わせて調整してあります。
画像だと分かりずらいんですが、左右で削る箇所は違っていますし、左足だけ甲に革を貼ってあります。
今回のお客さまは左右を比べると左足が大きい方でした。
このように左右で足の大きさが違うことはめずらしくないんですよ。
と言うより違うことが普通?というか違いの差はありますが左右で同じ足の方はなかなかいないと思います。
原因としては “利き足” や “重心が片方の足に多くかかっているから” などがあります。
他にも足長(踵からつま先までの寸法)が左右の足で5mmも違っている方がいらっしゃいました。
あとは採寸した寸法なんですが寸法だけで合わせるのではなく、足の肉付きなどを考えて木型を調整する必要があるんです。
これは洋服と違い靴やブーツは締め付ける箇所があるからなんです。
足の形を石膏などで型取り、その石膏から採寸したデータどおりに靴やブーツを作るととてもゆるいものが出来てしまうんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
靴やブーツは締め付ける箇所があるためです。
ただ “締め付ける” といってもすべての人が同じだけ締め付ければいいという訳にはいかないんですよね。
比較的ぜい肉が多い足の方は少し多めに締め付けの寸法をとったり、骨ばっている方は若干締め付けの寸法を和らげます。
なので大きさや寸法だけでなく、お客さまの足の特徴などを把握していないと足に合ったブーツはできないんです。
海外製のブーツで 『寸法を計って作ったのになんだか履き心地が悪い・・・・・』 といったものは寸法のみで作ったからかもしれませんね。
他にも “足がむくんでた” や “普段履く厚みの靴下じゃない状態で採寸した” などがあります。
足はそれぞれです。
自分では “甲が高い” と思っている方もじつは甲が高いのではなく “足全体にたくさん筋肉が付いてる” ということもありますしね。
自分の足の寸法や特徴が分かるようになると足に合った履き物を選ぶのに手間をかけずに済みますし、なにより足に合った履き物は快適です。
手で持って重く感じる履き物でも足に合っていればそれほど重さを感じないものですよ。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。