トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

クリッピング加工の為 浅草に。

2018-08-10 19:54:52 | Boots
今日も暑い一日でした。




その暑い中、オーダーをいただいているブーツのクリッピング加工をしてもらうために浅草に行ってきました。




お盆の連休前という事で 『道路が混むかな?』 と思いカブくんで出発です。



工房を出発してから加工屋さんが休みに入っていないか心配になりましたが戻るのも面倒なのでそのまま浅草に向かいます。




走り始めはそれほど暑く感じずに 「気持ちイイなぁ~」 なんて思って走ってたんですが大通りに出る頃は暑さにやられ始めてました。






思ってたよりも道路は空いていたのでそれほど時間はかからずに浅草の加工屋さんに到着です。




クリッピング屋さん、営業してました。

明日からお休みだったのでギリギリセーフでした。









クリッピングというのはヴァンプのパーツ(革)を立体にしてもらう加工で、この加工をすると型崩れがしにくくなるのと無理な力を入れて吊りこみをしなくても木型の形に合うようになります。


まぁ、型崩れをする理由の一つが無理な力を入れて吊りこみをするからなんですけどね。












クリッピングは特殊な機械を使うんですが、その機械は熱を使うんです。



電気で熱くなった鉄板の間に革を挟み革を立体にするんですね。
(写真を撮らせてもらえばよかった・・・・・・)



なのでクリッピング屋さんはサウナのような暑さです。




クーラーをかけても機械から熱が出ているので作業中はほとんど意味がないそうでクーラーも付けずに仕事をされてます。




そしてクリッピング屋さんは冬物のブーツを作るために夏が大忙しなんですよね。



過酷な状況ですね。









革屋さんも寄ろうかと思ったんですが汗だくだったのとカブくんだったので無理せずに工房に戻ることにしました。












クリッピングをあてた革はこうなってます。

二つに折った状態です。



これだと分かりやすいですかね。

甲の立ち上がりが革の状態でついてますね。








クリッピングをあてるときは『このぐらいにクセを付けてね』という型紙を渡します。


その型紙を目安にクセを付けてくれるんです。




型紙はこんな感じです。

この型紙に合わせてもう一度革を裁断します。


平らな革を立体にするので革の伸び方で形が変わってしまうので少し大きめに裁断した革にクリッピングをあててからもう一度裁断するんです。




通常、エンジニアブーツはクリッピングをあてないか、アッパーが完成してからクセを付ける “アッパークリッピング” という加工もできますが革の伸び方によっては形が崩れてしまいます。



なのでトンリョウではこの方法でクリッピングをあてて作ってます。





革も無駄になりますし、手間もかかります。




でも、吊りこみの際にも無理なくアッパーの革を引っ張ることができるのでお客さまの足に合わせた木型どおりのブーツができるんです。








私のブーツもクリッピングをあてて作ってますよ。

指の付け根から甲の立ち上がりまでのカーブが履いたあとでもキレイなラインを保ってます。
(他の部分も木型と同じラインになってるんですよ)





今 履いているエンジニアブーツはどうなってますか?



一か所で折れたりしてませんか?

もしそうなっていたら型崩れしれるかもしれませんよ。

























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥22,680) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代   ¥108,000(税込¥116,640)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
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電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
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時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。

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