トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

履き始めは硬いものです。

2018-06-21 18:55:08 | その他
今日は打ち合わせとだし縫いをかけてもらうために浅草に行きました。





浅草に到着してまずはだし縫い屋さんにブーツを預けてから駐車場に車を停めて、打ち合わせのため待ち合わせ場所まで歩いていったんですが以前作ったシューズがだいぶん馴染んできたことを実感しました。





履き始めの頃はシューズが硬く、歩いていて踵が付いて来ないというか歩行の際に足が上手く曲がっていないように感じて少しストレスを感じるぐらいでした。



数回履いてもまだ底廻りが硬く、スニーカーのような柔らかさは全然といっていいぐらいありませんでした。





トンリョウのブーツをオーダーしていただいているお客さまにはブーツをお渡しするときに 「履き始めは踵が付いて来ないんですが半年ぐらい履くとブーツの曲がる箇所が決まって歩きやすくなりますのでそれまではブーツを育てるつもりで履いてください。」 と伝えてお渡ししてるんですがシューズの場合、足をホールドするだけで脚はホールドできないんですね。
なのでブーツに比べて足と履き物との一体感みたいなものを感じられませんでした。





というのもトンリョウで製作していブーツやシューズは普通の紳士靴に比べて甲革が厚く、ミッドソールもしっかりした革を使用しているので全体的にカッチリ仕上がります。




なので完成したばっかりの状態ではブーツやシューズに足を入れたときはジャストフィットでも歩行の際に少し違和感のようなものを感じるかもしれません。







今日は駐車場から15分ぐらい歩いて人と会い、帰りも15分ぐらい歩きましたがフッと快適に歩けていることに気付きました。








浅草から工房に戻りシューズを脱いでみたらシューズの中はこのようになってました。




足の汗を中底の革とライニングの革が吸っているので色が濃くなってますね。



ココが重要で足がかいた汗を中底とライニングの革が吸ってくれることで足が蒸れることがなく快適に履く事ができるんです。



ただ、革が汗を吸ってるので吸ったものを乾かしてあげないと必要以上に水分を吸い過ぎて中底とライニングの革が傷んでしまうことがあるんです。



なので一日履いたら2~3日休ませてあげることが大切です。



足に合っていて履きやすいからといって毎日履くと履き物は早く傷んでしまうものなんですよ。







足に馴染んできたことはココを見ても目安になると思います。

ベロの部分です。


ベロに靴紐の跡ができてますね。


このシューズの革はオイルを含んでる革なのでここまでくっきりと靴紐の跡が出てますがオイルを含んでない革でもこのように靴紐の跡ができてくると足に馴染んできていることが実感できると思います。








まだまだこれから育てて、もっと履き心地の良いシューズにしたいです。

もう少し履きこむと指の付け根あたりの中底が沈んでいき自分の足に合った履き物に変わっていきます。




アッパーの革もときどきお手入れをしてあげるとイイ感じのエイジングを楽しめますしね。

もっと深みのある色に変わってくれることを期待してます。





つま先は私の足クセが悪いせいでこんなんなってます。

傷だらけのローラです。






まま、これも “味” です





























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 21,000(税込¥22,680) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代   ¥108,000(税込¥116,640)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917  / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。

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