今回は作成中のブーツに使う中底を作ります。
中底とは足が乗る部分です。
トンリョウでは約5.5mm厚の革を使用しています。
では、順番に説明しますね。
1、革を中底の型に合わせて裁断します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/29/dcbd4ff8fb8db052f0af76f54a151cb3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b4/f73bf079f42fe735d1a8641b2691d38e.jpg)
裁断が終わったら中底革の吟面をガラスで削ります。削るといっても表面だけです。
表面を削る理由は吸湿性を良くするためです。これだけでもけっこう汗を吸ってくれます。
2、中底革を水に浸け、中まで水が染みたところで軽く拭きラストに仮止めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/50/1b2502ce1e9146496c044b77f1d2f1b7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/84/222ac73c88f12c396f1d82210993c1a1.jpg)
仮止めはゴムバンドと釘を使います。以前はゴムバンドのみで仮止めしてたんですが中底革が縮む事があったので
要所要所に釘を打ち縮みを防ぎます。(オーダー靴を作っている友人が釘で仮止めしていたのでマネしてみました【エヘッ】)
3、乾いたらゴムバンド・釘をはずしウェルトを縫い付ける為の溝掘りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/42/91a0e7ffedbd0594aaaf755c0496eef2.jpg)
まず外側の溝から掘ります。この溝にウェルトの端がはまります。
4、次は中側の溝掘りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ca/67581b9ef7695d66f220ca7870548a44.jpg)
中側の溝を掘った革はウェルトを縫い終わった後でまた使うので切れないよう慎重に・・・(といってもサクサクやっちゃいます!)
で、できあがった溝掘りがこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e8/b3318913995096864007cb72b9b73d73.jpg)
どうです!? ・・・っていっても分かんないですよね。
5、ウェルトをかけない踵部をラストのラインに合わせてカットして完成です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/d9/ab2ae2c1f630d6b15f0a7039b9cdfef5.jpg)
写真の右にあるのが中側の溝を掘った残りの革です。
これでアッパーができたらすぐに吊り込めます!
ハンドソーンウェルト製法は中底の加工やウェルトの縫い付けなど手間がかかりますが
オーダーでワークブーツを作るときはこの製法が総合的に一番優れていると思っています。(あくまで個人的な考えです)
もちろん「他の製法がダメ!」という訳ではありませんよ!!!
ご要望があればステッチダウン製法でも作れます。(その他の製法はやりませんが・・・)
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥115,000(税込¥120,750)~
連絡先等は
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南3‐24‐12
電 話 : 04-7361-8810
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
あぁ~、バイク乗りたい!!
中底とは足が乗る部分です。
トンリョウでは約5.5mm厚の革を使用しています。
では、順番に説明しますね。
1、革を中底の型に合わせて裁断します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/29/dcbd4ff8fb8db052f0af76f54a151cb3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b4/f73bf079f42fe735d1a8641b2691d38e.jpg)
裁断が終わったら中底革の吟面をガラスで削ります。削るといっても表面だけです。
表面を削る理由は吸湿性を良くするためです。これだけでもけっこう汗を吸ってくれます。
2、中底革を水に浸け、中まで水が染みたところで軽く拭きラストに仮止めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/50/1b2502ce1e9146496c044b77f1d2f1b7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/84/222ac73c88f12c396f1d82210993c1a1.jpg)
仮止めはゴムバンドと釘を使います。以前はゴムバンドのみで仮止めしてたんですが中底革が縮む事があったので
要所要所に釘を打ち縮みを防ぎます。(オーダー靴を作っている友人が釘で仮止めしていたのでマネしてみました【エヘッ】)
3、乾いたらゴムバンド・釘をはずしウェルトを縫い付ける為の溝掘りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/42/91a0e7ffedbd0594aaaf755c0496eef2.jpg)
まず外側の溝から掘ります。この溝にウェルトの端がはまります。
4、次は中側の溝掘りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ca/67581b9ef7695d66f220ca7870548a44.jpg)
中側の溝を掘った革はウェルトを縫い終わった後でまた使うので切れないよう慎重に・・・(といってもサクサクやっちゃいます!)
で、できあがった溝掘りがこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e8/b3318913995096864007cb72b9b73d73.jpg)
どうです!? ・・・っていっても分かんないですよね。
5、ウェルトをかけない踵部をラストのラインに合わせてカットして完成です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/d9/ab2ae2c1f630d6b15f0a7039b9cdfef5.jpg)
写真の右にあるのが中側の溝を掘った残りの革です。
これでアッパーができたらすぐに吊り込めます!
ハンドソーンウェルト製法は中底の加工やウェルトの縫い付けなど手間がかかりますが
オーダーでワークブーツを作るときはこの製法が総合的に一番優れていると思っています。(あくまで個人的な考えです)
もちろん「他の製法がダメ!」という訳ではありませんよ!!!
ご要望があればステッチダウン製法でも作れます。(その他の製法はやりませんが・・・)
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト代 ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥115,000(税込¥120,750)~
連絡先等は
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南3‐24‐12
電 話 : 04-7361-8810
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。
あぁ~、バイク乗りたい!!