<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

『沢田研二という人』

2015年02月05日 | 
まなざしの 奥に秘めたる憂いあり

あの人とこの人に語るべき言葉あり
又、彼の人には言葉なし
沈黙が最たる贈りものとなる時もある

愛と憎しみをもって

今日も何かを成し遂げる人なり
いつも ひとのために泣く人であり
いつも ひとのために怒る人であり
いつも ひとのために歌う人である

愛を受け取る人がいる限り
生き続ける人である

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「急ぐな」

2013年09月17日 | 
急ぐな
焦るな

時間はなくならない

長い長い人生の終わりはそこに見えていても
何も急ぐ必要はない

その一歩が大きかろうが小さかろうが
生きていた証は失われない

何を成したか
何を得たか

大事なことはそれではない

きっと大事なことは
ただ生きたことだ

どのように生きようと
ただ生きているだけが
どんなに大変なことなのか知っている

今まで
何をそんなに焦って
何をしようとしていたんだろう

急いだ分だけ
得たものが大きかった人はたぶんいない

稲妻のように過ぎ去った時間の中で
真実を見極めた人はたぶんいない

たくさんの人と会い
言葉を交わしてきたけれど
又、会いたいなと
思われたい

あの人いつも忙しくしていて
ちっとも人の話を聞いてなかった

と言われたくない

一足ごとに自分に言う

「急ぐな」



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「怒り」

2012年08月29日 | 
腹が立っても、何も蹴りゃしないよ
自分に跳ね返ってくるからね

怒りって悲しみなんだよね
悲しみという感情の中に怒りはあるの

そう、心がかき乱されて
そして限りなくblue

それは倫理的に違うんじゃないの?
私欲は人を不幸にすることもある
人の立場でものを考えることはできないの?

馬の耳に念仏

必ず繰り返し思う

気付きのない人は一生不幸
不幸も気付かない人は幸せ
それほど鈍感な人間に生まれて幸せ?

みんな一度は死んでいくから
どうせなら、いい人だったね、とお葬式で言われたい
その為に一生懸命生きている

頑なに私欲を認めているあなた

解き放てば それだけ豊になることを知らない
やっぱりかわいそうだわ

人間はせっかく死を与えられてるのにね
限りある人生と知った日から
一生懸命生きる道を選べるのに



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「雨の日」

2012年06月01日 | 
降り続く雨に
濡れた歩道歩く

君の足跡を探したけれど
消えていたね
消えていたから

君がどこにいるのかわからない

雨が全て消してしまった
想いも歌もすべて

雨が霧になって
真っ白なモヤになり
君の家さえわからなくなってしまった

みんなみんな雨のせい

去って行く前
君は傘をさしながら
振り向いてくれた

その顔が笑っていたのか
泣いていたのか
確かめる前に
君は行ってしまった

雨が降っていなければ
僕は外に飛び出して
君を呼び止めていたかもしれない
君の笑顔を確かめて
そして別れたかもしれないのに

みんなみんな雨のせい

僕は傘を持っていない
だから雨が顔にかかって
涙と一緒になってもわからない

傘はいらない
涙が枯れても
雨が僕を濡らしてくれるから

いつまでも君が去った
あの雨の日を
思い出すために
雨が降る

忘れられないのは雨のせい

いつまでも君が去った
あの雨の日を




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「無題」

2012年04月19日 | 
何を語るのだろう
真実か それとも虚偽か
それとも曖昧な意見か

伝えたい事が多い人は
言葉もあふれるほど持っている

けれど表に出てくる言葉は
誰も傷つけたくない想いと自分を護りたいと思う心と
みんな相まって小さな届かぬ声になる

勇気ある行動に出た人が叩かれる
そんな 世界で あって いいのか

何を語ればいいのか
いつもどんな時も 普遍の信念があるのに
それを語ればいいのか

名もなき人たちの声
名声ある人たちの声
その声の中から真実を探すのは
私たちの役目

その隠された言葉をパズルのように解きほぐすのは
私たちの役目

信じていこう
それしかないじゃないか
どんな事もそっとしておいては
未来へ繋いでいくことができない
子供たちが大きくなって
今の大人と同じあやまちを犯すのは
それは必ず私たちのせいなのだから
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旅を想う

2012年02月27日 | 
人は旅をしている
旅が好き
旅に憧れる

未知なる世界の扉がそこにあるように
きらびやかな思い出がつくれるかのように

錯覚とも夢ともつかない感情を抱いて
人は旅に出る

何かを忘れたくて列車に乗る人もいるだろう
何かを見つめたくて出かける人もいる

それでもそこには何もない
本当に何もないのだ

行った先には同じような日常があり
旅の終わりに思いを馳せれば
一気に現実に戻っていく

けれども何もなくても
旅に出る

それは癖というものかもしれないが
鞄をひとつ抱えて家を一歩出れば
そこからは
夢というものがついてくる

夢の包容力が心地よく
ワクワクする心を抑えられない

人は旅を想う
それが夢だ


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駆け足

2012年01月14日 | 
駆け足で生きてきた
何をしてきたわけでもないが
いつでも走っていて
また、それが心地よかった。

息せききって走ってみると
なんだか一生懸命生きてるような気がするからだ。

こんなに頑張ってる私
若い私
弾んでる私

なんて健気なんだろう
そんな事も思っていたかもしれない。

努力は陰でして
気遣いも人に悟られないようにして

そんな風に思っていたかもしれない。

年を重ね
息も弾まなくなり、
時間がゆったり流れてるはずなのに
その時間が
もう私を待っていてくれない。

そんな経験をしながら
「駆け足」だった人生を時々振り返る。

これからはどう歩いて行けばいいのか
ふと考える。

ゆっくり歩いて
それでも歩みを止めず
道が続いていくことを願いながら
やっぱり希望を見よう。

希望があれば
駆け足の人生で道を誤っていたとしても
それはほんの些細なことかもしれない。

陰りの多い冬の日だけど
また来る朝日も美しいことを知っているから。




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拝啓 沢田様

2011年12月29日 | 
今年ももう終わりですね。
沢田さんは23日が仕事納めだったようですね。
私も、今日で終わりなので
年末のご挨拶を。

今年は「ほぼタイガース」のツアーで
私たちを楽しませてくれました。
ありがとうございます。

いつも全身全霊をかけて歌ってくれる姿に胸打たれています。

60代はまだまだまだ男盛り。
年齢を感じる日もあれば、絶好調の日もあるでしょう。
そうやって毎日を一生懸命生きていれば
幸せだと感じる年齢に、ようやく私もなりました。

老化は自然の現象で、
食べた分、消費しなくて太っていっても、それも又自然の摂理。
外見のことや、人と違った考え方や、
そんなことを気にして生きているのは疲れることですよね。

それよりも今の年齢で生きていく大切なことがあるはず。

どれくらい人のために生きられるか、それを自分の幸せに変えられるか、
そんなことが一番大切なんじゃないかなー。
沢田さんに教えてもらったこともたくさんあります。

スターとファンも、支えあえる関係。
私たちが沢田さんを支えているし、
私たちの気持ちを沢田さんは支えています。

たぶん、どのスターよりもその関係が充実しているのではないでしょうか。

だから、言葉は不要。
ただ音楽で、伝えてほしい。その愛情を。

来年は新しい曲、期待してます。
必ず、期待に応えてくれる沢田さんと信じて。

私も約束します。
死ぬまであなたを支えると。



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『希望』

2011年04月11日 | 
希望!
希望!
希望!
必要なのは希望!

どんなに嘆いても、どんなに悲しんでも
時は過ぎて
未来へつながっている

今を生きることができる人は
明日も生きられる

希望があるから

明日は家に帰ろう
明日は会いたい人に会おう
明日は美味しいものを食べよう
明日はお風呂に入ろう
明日はぐっすり眠ろう
明日は思い切り笑おう

必ず来る明日を信じて

希望があるから


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『幸せの行方』

2011年04月05日 | 
細いうなじ
小さな肩
抱きしめたら折れそうだよ

どれだけ愛したら君は幸せになれるの
ありったけの愛をあげるよ

背を向けて君はどこへ行くの
僕はここにいるのに

ひとりで行ってしまわないで
僕はここにいるのに

君の為に花を摘んできたよ
少ししおれているのは遠くから歩いてきたからだよ
君の好きな花さ

君の姿が見えないので
僕は探し疲れたよ

何も話してくれなかったね
いろんなことを話し合いたかったのに
「幸せだったからよ」
そう言ってくれるんだね

言葉も交わさず愛し合ったね
君の瞳を見ているだけで
何もかもが満ちたりていた

あの季節は春だったんだろうか

僕の幸せは君のいる世界だったんだけど
この冬を越したら
ひとりでいる力を蓄えられているかな

君の声がこだまするから
ひとりでいられるかな

いつか君と同じ魂を持った人とめぐり合う為に
たぶん
いつの日か幸せになれる為に
生きていられるかな

儚い夢の
そのまた夢の
君との逢瀬を
願うことはもうやめるよ

僕が生きていく為に

それが君の望みだから


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