アイドル今昔

ちょっと昔話をひとつ

思うに、私の年代は、タイガース世代ではない。
もうちょっとお姉さま方だ。

だから、中高生になっても、ジュリー命！って言う人はあまりいなかった。
どっちかというと新御三家のほうだった。
新御三家も古すぎてみなさんご存知ないだろうけど、
「郷ひろみ」「西条秀樹」「野口五郎」だ。
こちらは同年代。

ちなみに本元の御三家は「橋幸夫」「舟木一夫」「西郷輝彦」だ。
「三田明」はその弟分という感じだった。

この頃はまだ希少だった、整形手術、
三田明の顔が変わったと評判だった。
端正な顔立ちが流行ったんですね～。

それから時代は移り、外人のように二重まぶたで目がぱっちりしたバタ臭い顔が流行り出したのはもちろん、ジュリーが出てから。


ジュリーのようにお目めがうるる！ってしてる子なんていなかったし、
付けまつげのようなまつげがぐるるんってしてる子もいなかった。

実はジャニーズ事務所だってまだこの頃は「ジャニーズ」の時代。
きりっとして映画スターのようなお兄様がただったですね。

守ってあげたい女顔のスターは、ジュリーが出てからまたたく間に流行になり、
ジャニーズ事務所はこぞってこういう男の子を入れるようになりました。

その典型が「郷ひろみ」、かな。

そのアイドル発祥のルーツをたどれば、ジュリーに行き着くなんてことは
私が言わなくても周知の事。
随分お兄様のジュリーを好きになって、仲間があんまりいなくて淋しかったですが、
今も後悔しておりません。
私の目に寸分の狂いもなかったでしょ。