≪合理的で科学的な現代青年に、思わずショックを受けちゃいます≫
陽水「そういえば、初顔合わせのリハーサルの後、ずいぶん長々とお話しましたよね。あのときのお話って、僕はとてもおもしろかった。」
沢田「2人とも、すごく人見知りの激しい人間のわりには、3時間も音楽以外の話で持った。」
陽水「やっぱり音楽だけっていうような、そんなまじめな人間同士じゃないでしょうが、お互いに(笑)、でもあのとき、“えっ!あなた、そんなこと考えてたんですか?!”っていう驚きってなかったですよ。同世代として共鳴する部分のほうが多かった。ところが僕は20歳ぐらいの人と話すと、時々“えっ!!”と驚くことのほうが多いんです、近頃。」
沢田「若い人と話すと、よく話が続かなくなることが多いんですよ。相手の言ってることがわからないし、多分僕の言ってることもわからないのかな。って思うと、会話にならないんですね。“なるほど”って心からの相槌が、互いになかなかでてこない。」
陽水「普通の表現になっちゃうけど、彼らって進んでるね。とても合理的、科学的だと思っちゃう、というのは、戦争を境に価値観がガラッと変わったというけど、僕ら団塊の世代はつまり戦争に行ってた人の子供でしょう。だから子供のころの教育や生活の中に、戦前の残り物みたいのがどうしても入っていた。」
沢田「でも今の人って、全然そんなこと関係なく育ってきた新しい形ですね。」
陽水「そうそう、例えば、コンピューターとそろばんとの競争があるとするでしょう。それってまさしく不合理なんだけど、昔のそろばんのほうが人間的でステキなんだという気合に僕らは拍手を送るかもしれないけど、若い人はそんな催し物がすでにナンセンスだって、あっさり片付けてしまうと思うんだ。」
沢田「なるほどね。」
陽水「それからこの前テレビに立川談志がでてて、“僕らは藤村有弘さんーバンサって言うんですがー彼の芸を知ってるから、タモリの芸など全然楽しめない”って言ってましたけど、今の若い人なら“藤村なにがしの芸ったって、死んでしまって僕らは知らないよ。だから、タモリで楽しめりゃ問題ないのさ”とアッサリ片付けちゃいますよ。」
沢田「そう、知らなくても楽しめる人は楽しめるわけ。“昔はよかった”と力説しても、今の若者には通じないよね。例えば、最近でも焼きなおした何々風っていうのをやってるでしょう。その元祖を見聞きした人は必ず“ありゃ何々のまねでたいしたことない”ってさも偉そうに言うんだけど、今の若者にその理屈は通じませんよね。」
陽水「だからショックを受けること多いね。こっちは一生懸命、自分の意識革命だなんておおげさな言葉まで使って頑張らないといけないことを(笑)“あらよっ”てもんですからね、彼らは。」
沢田「思うんだけど僕らの世代って、自分では頑張っていると心で思っていても、それをストレートに口に出すのが少してれくさいっていうか、美しくないと思ったりしているところがあるでしょう?だから“いろいろ苦労もありますが、まぁ適当にやってます”って表現になっちゃう。ところが若い人は直接的だから、例えば歌番組のコントで、シブがき隊が僕の頬をはったりすると、“芝居とはいえ許せない、ぶっ飛ばしましょうか”なんてツッパリ少年ファンも出て来る(笑)。素直すぎて恐ろしくなっちゃうこともあるのね。(笑)」
******
若干34歳の若者が、今の若者は、という話をしていること自体違和感を覚えるけれど、
それはやはり現代だから、でしょうね。
私には年齢の格差がなくなってきた時代(幼稚化)だと思える。
この頃は、私もいまどきの若者の歳だったけど、
ジュリーたちはとてもとても大人に思えて、ただただ話のすべてを尊敬の想いで聞いておりました。
陽水「そういえば、初顔合わせのリハーサルの後、ずいぶん長々とお話しましたよね。あのときのお話って、僕はとてもおもしろかった。」
沢田「2人とも、すごく人見知りの激しい人間のわりには、3時間も音楽以外の話で持った。」
陽水「やっぱり音楽だけっていうような、そんなまじめな人間同士じゃないでしょうが、お互いに(笑)、でもあのとき、“えっ!あなた、そんなこと考えてたんですか?!”っていう驚きってなかったですよ。同世代として共鳴する部分のほうが多かった。ところが僕は20歳ぐらいの人と話すと、時々“えっ!!”と驚くことのほうが多いんです、近頃。」
沢田「若い人と話すと、よく話が続かなくなることが多いんですよ。相手の言ってることがわからないし、多分僕の言ってることもわからないのかな。って思うと、会話にならないんですね。“なるほど”って心からの相槌が、互いになかなかでてこない。」
陽水「普通の表現になっちゃうけど、彼らって進んでるね。とても合理的、科学的だと思っちゃう、というのは、戦争を境に価値観がガラッと変わったというけど、僕ら団塊の世代はつまり戦争に行ってた人の子供でしょう。だから子供のころの教育や生活の中に、戦前の残り物みたいのがどうしても入っていた。」
沢田「でも今の人って、全然そんなこと関係なく育ってきた新しい形ですね。」
陽水「そうそう、例えば、コンピューターとそろばんとの競争があるとするでしょう。それってまさしく不合理なんだけど、昔のそろばんのほうが人間的でステキなんだという気合に僕らは拍手を送るかもしれないけど、若い人はそんな催し物がすでにナンセンスだって、あっさり片付けてしまうと思うんだ。」
沢田「なるほどね。」
陽水「それからこの前テレビに立川談志がでてて、“僕らは藤村有弘さんーバンサって言うんですがー彼の芸を知ってるから、タモリの芸など全然楽しめない”って言ってましたけど、今の若い人なら“藤村なにがしの芸ったって、死んでしまって僕らは知らないよ。だから、タモリで楽しめりゃ問題ないのさ”とアッサリ片付けちゃいますよ。」
沢田「そう、知らなくても楽しめる人は楽しめるわけ。“昔はよかった”と力説しても、今の若者には通じないよね。例えば、最近でも焼きなおした何々風っていうのをやってるでしょう。その元祖を見聞きした人は必ず“ありゃ何々のまねでたいしたことない”ってさも偉そうに言うんだけど、今の若者にその理屈は通じませんよね。」
陽水「だからショックを受けること多いね。こっちは一生懸命、自分の意識革命だなんておおげさな言葉まで使って頑張らないといけないことを(笑)“あらよっ”てもんですからね、彼らは。」
沢田「思うんだけど僕らの世代って、自分では頑張っていると心で思っていても、それをストレートに口に出すのが少してれくさいっていうか、美しくないと思ったりしているところがあるでしょう?だから“いろいろ苦労もありますが、まぁ適当にやってます”って表現になっちゃう。ところが若い人は直接的だから、例えば歌番組のコントで、シブがき隊が僕の頬をはったりすると、“芝居とはいえ許せない、ぶっ飛ばしましょうか”なんてツッパリ少年ファンも出て来る(笑)。素直すぎて恐ろしくなっちゃうこともあるのね。(笑)」
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若干34歳の若者が、今の若者は、という話をしていること自体違和感を覚えるけれど、
それはやはり現代だから、でしょうね。
私には年齢の格差がなくなってきた時代(幼稚化)だと思える。
この頃は、私もいまどきの若者の歳だったけど、
ジュリーたちはとてもとても大人に思えて、ただただ話のすべてを尊敬の想いで聞いておりました。
彼女がグレイ・嵐が大好きで
私がジュリーが大好きで
感覚の微妙な違いはあるんですが
お互い話をしてます
世代の差はどっかでおぎなってるみたい
もしかしたら彼女が気遣ってるのかななんてね
孫もいて末っ子が18才でそれでも会社OLで頑張っているジュリーファン歴長~いおかんより
息子さんと同い年の方と話しが合うなんていいですね~^^。
私は若い人とはなんとなくぎくしゃく^^ヾうんとちびっこは大丈夫なんだけど・・。
でも音楽は世代共通!
素敵な音楽があれば盛り上がれますね^^/
むっちゃ緊張した
いつも通りすがりやったんやけど
ジュリーが頑張ってるんやからって
なんかしようかな~なんて思って
今年の目標
ギターを弾けるようにファイト
来月神戸に行ってきま~す
関西弁、親しい感じがして好きなんです。
また、関西弁でいつでもコメントくださいね~^^/
ギター@@)すごいなあ。私楽器弾ける人尊敬するんですよね、絶対できないから。
今まで何を習っても、習得できず><。
頑張ってくださーい^^。