いみしん新聞・常陸の国

少し掘り下げたテーマや画像について考えてみる

先端素材・Mgの話・・

2006-05-02 07:02:01 | 生活一般
Mg(マグネシューム=無機化合物・金属元素・固体)は金属では最も軽い部類である。
この利用研究が進んで21世紀に入ると急に人気がでてきた。携帯パソコンの本体にも使われている。
何故ならば・・「最も軽い金属で強度向上と加工方法が実用段階へ入ったのだ」
比重が約Mg(1・74)なのでアルミ(2・69)鉄(7・86)からも省エネルギー効果が大きい。
特性が従来は「摂氏四百度で爆発的に燃える」「もろくて加工困難」で量的にも用途が限られていた。改良は「酸素との接触を制限する添加物を入れる」又「他の元素を入れる」「結晶を工夫する」等々の研究が進んだ『Mg合金が強度を高めた素材になり加工も容易で難燃性もある』・・
アルミ合金の強度に相当するしアルミの三分の二の軽さで強度があれば自動車や他の交通機関や輸送機器へ需要が広がる。
素材は地球上で八番目に豊富な元素であるし海中に多く含まれ無尽蔵である。まだ二〇〇五年でも世界の総生産量約70万トンで少ない。加工品はアルミニュームの利用の百分の一以下である。   
これから省エネルギー効果や耐久性を期待される商品に利用されるだろうう。
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コメント
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