忍び寄るインフレに身構える・・

【インフレーション】とは通貨価値が下がり急激な物価上昇が起こる状態で通称インフレとも言う。・・・
二〇〇六年のインフレは原油価格の急激な上昇が世界へ波及するかの瀬戸際である。
莫大な原油代金が世界から産油国へ流れても活かす事が出来ない。先進国へ資産運用ファンドとして逆流し組み込まれて世界の一次産品の値上がりへつながる悪循環となっている。
しかし日本の二〇〇六年からのインフレは戦後半世紀50年間で積み上がった「政治体制の構造欠陥からのインフレである」。
政官業の癒着の長い歴史で公正取引委員会の権限を縮小させ独占企業が官僚の特権と組み不経済で非効率な結果は・・国民の監査が不完全な政治体制で借金が国と地方で会わせて一四〇〇兆円近い途方もなく積み上がっている。
この構造改革は政官業合わせて血を流すしかない。
「特に国の特別会計はガンである」増税で対策また公共料金も値上げして国民へのサービスを低下させても解決できない。
国民生活へ既に始まったインフレ圧力は政治体制を変えて社会構造を変えるしかない。そんな時が既にきているのである。　（トップへ戻る）