海外童話
昔から(子供のころから)、なんか腑に落ちないと言うか、
納得できないと言うか、どこか違和感があったことがあって、
それはグリム童話とかアンデルセンなどの海外の昔話、特に
王女とか皇室を題材にした物語、ディズニーなどによるその焼き増しの
物語の話なんだけど、まあ、お国柄しょうがないことなんだろうけどね。
どういうことかと言うと、先日、「アナと雪の女王」を見た時も
思ったんだけど、主人公のアナにしろエルザにしろ、なんか色々不幸な出来事や
陰謀などによって、悲劇のヒロインになってこの世の終わりのごとく
悲しむんだけど、言っても女王だよね?
食うには困らないよね。生まれてからこの方、働いたことないよね。
レジ打ちとかしたことないよね。いつも側室がいるよね。
パンの代わりにケーキを食べてた側だよね。
で、結局はどこかの国のハンサムで金持ちの王子様がやってきて、
玉の輿で、でめたしでめたしって話だよね。
いつもあんまり感動できないのよ。子供のころから。
おむすびころりんとか、泣いた赤鬼とか、舌切り雀だとか、かぐや姫なんかの
どう考えても極貧な生活をしている人たちや村を題材としての物語ばかりを
聞いて来たもんだから、とりあえず全く食うに困らない環境の物語って
どうも今一つピンと来ないと言うか、納得いかないと言うか・・・。
まあ、もちろんマッチ売りの少女などの極貧物語もあるけどさ。
シンデレラも裕福な出自ではないけど、あれは超ルックスの良かった
シンデレラに王子がクラっと来ただけだもんなあ。ブスじゃダメだよねえ。
王子もどれだけの人物なんだか。
アナ雪も二人とも子供の頃から悲劇のヒロイン達だったようだけど、
あの即位式(?)見てたら、全然不幸じゃねーじゃんって思った(笑)。
公務もろくにしてねーだろ、お前らって感じ?(笑)。
家賃もローンも関係ない暮らしで何が不幸だって思ったし、特にあの
ノー天気な妹は一度時給850円でレジ打ちしてほしいわ(笑)。
そんなことを考えなければ、面白い映画だった(笑)。