邦画の話ね。
随分前だけど。
元の漫画の方はきっといいんだろうけど、映画の方はかなり残念な
出来だったと思う。
で、今改めてわかったけど、浦ちゃんと、剣心だねえ。
でね、ここで何が言いたいかと言うと、このアー写なんだけど、こういう間違った
イメージの写真を使うから、みんな勘違いしちゃうんだよなあ(笑)。
おかしなところ、どこだかわかります?
いや、こんなのはあくまでイメージであって、目くじら立てるほどのことではないのも
よくわかっているんだけど、こと、この部分に関してはここ最近ずーっとこんな
イメージ。ラップが出てきてから特に。
みんなマネする。
例えば変な弾き方をするとか、親指が下を向いたスラップとか、難しいけど
練習すれば習得できる技術ならがんばればいいだけだけど、これに関しては
どうがんばっても問題を解決することは出来ない。
浦ちゃんを見て欲しい。
マイクの持ち方が”ハウリングしてください”って持ち方なんだ。
グリルを完全にふさいでしまっている。
かっこいいし、これは撮影用のイメージで、尚且つなんかハードに見えるから
”そう持ってくれ”って言われたんじゃないかと思うけど。
モニターに音を返さないでいいならだいぶハウリングは軽減されると思うけどね。
未だにものすごく多いんだよ。グリルを握っちゃう人。
ハウリングするから、モニターの音を下げなくてはいけないし、音もこもって
ローファイな音になっちゃうし、いいことないんだけどな。
こういったこと、知らない人も多くてね・・・。
楽器を弾く人は割と研究したりするけど、ボーカリストはマイクの使い方など
無頓着な人も多いよね。
マイマイクを持参する人など、研究する人も少なくないけど、それでも
”歌うこと”には集中するけど、マイクとか”声をマイクに乗せる”部分に
関しては微妙な人も多くて、ちと困るときも多い。
あと、間奏などでマイクを下に向けて持ってしまうと、モニターにマイクの先端が
近くなってハウリングして、慌てて上に向けたりしているんだけど、もしそれが
イヤなら、「もっと声をください」って言うのをあきらめるしかない。
それだけこっちはギリギリまで攻めているんだよね。
そこまで音量を上げているんで、そこまで敏感なわけだけど、有効な解決策は
”楽器の音を下げること””大きな声を出すこと””声を効率用よくマイクに乗せること”
”マイクの真正面に口を持ってきて、グリルに唇を付けて歌うこと””ドラムさんも
ボーカルに合わせて音量を考えること””モニターの位置を把握して、なるべく
有利な位置に立つこと””アンプの向きを考えて、真正面から逃げること”
などが考えらるかな。
今日、偶然に昔のベースマガジンを見ていたら、BECKの宣伝があって、
この写真が目にとまったんで、こんな記事を書いてみました。