教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

ニューウェイブ

2018-03-15 | 音楽的アドバイス

洋楽ロック、ポップス、70年代歌謡曲、70年代フォークソング、

ニューミュージック・・・等々、好きな私ですが、70年代後半から

80年代初頭に登場したニューウェイブと呼ばれた音楽も割と

好きです。

 

個人的にざっくり、音楽をカテゴライズしてみますと・・・、

60年代アメリカンポップス、ロカビリー、ロックンロール、

ブルース、カントリー、サイケデリックロック、70年代ロック、

ポップス、プログレッシブロック、レゲエ、テクノ、パンク、

ニューウェイブオブブリティッシュヘヴィメタル・・・その先は

皆さんの方が詳しいと思うので省略。色々あると思うのですが、

自分がリアルタイムに影響を受けたのはやはり70年代後半~80年代初頭の

ロックで、スージークアトロ、ウイングス、ランナウエイズ、チープトリック、

ベイシティローラーズ、ボストン、キッス、エアロスミス、クイーン、

カーペンターズ、ブロンディ、プリテンダーズ、ブームタウンラッツ、

ポリス・・・等々、それとさかのぼってビートルズなんかなんだけど、

やっぱりギターロックが好きでファッション的にも長髪でタイトな

衣装的なイメージなアーティストが好きで、まあ今も変わらない(笑)。

いくら曲がかっこよくてもアースウインド&ファイヤーのLPを買いたい

とはあまり思わなかったんだな。

テクノミュージックやあの手のファッションも当時は苦手だったな。

YMOは良かったけどやりたいとは思わなかったよね。

 

で、そのニューウェイブね。

もちろん単なるカテゴライズに過ぎないので、やっている方は

どう思っていたかはわからないけど、例えばあのスティング率いる

ポリスやブームタウンラッツなんかもパンクとニューウェイブの

両方で紹介されてたね。

自分は天才ボブゲルドフ率いるブームタウンラッツが大好きで

ライブも行ったりしたけどそれは以前紹介したことがあった気が

するので今日は違うバンドを。

 

TALKING HEADS(トーキングヘッズ)

 

これまたリーダーのデヴィッド・バーンが個性的で良い曲を

書いていて、また紅一点のべースのティナ・ウェイマスが

いい演奏をしていて好きだった。

ただファッションはねえ(笑)。所謂ロックスター的なイメージが

きっと大嫌いだったんだろうな。

あくまでイメージは普通で、音楽で勝負すると。(右端がデヴィット・バーン)

ま、ステージングは結構変わっていて、演劇もやっていたようなんで、

ロックのカテゴライズには入りきらなかったのもわかるけどね。

始めはギターロック的な曲が多かったけど、徐々にリズムを強調した

楽曲作りへと変化していく。

当時はなぜか世界的にリズムとかビートを強調するのが流行って(?)

トーキングヘッズはアフリカンポリリズムな感じ、ブームタウンラッツは

南米系、クラッシュやポリスはレゲエを取り入れて個性的な楽曲を

発表していたんだけど、個人的にはやりすぎると飽きる(笑)。

飽きると言うかリズムを強調するとどうしてもコードは少ない方が

やりやすいでしょう。ワンコードとか。若干苦手なのだ。

レゲエの頭抜きのリズムも個人的にはあまりかっこよく聞こえない。

 

個人的に好きな曲を2曲ほど。

 

サイコキラー


ヘブン

 

 

ニューウェイブはニューヨークパンクとも呼ばれていて、

それまでのブルースなどを基調としたロックとはだいぶ違って、

斬新なコード進行、それとキーボードを多用するのも特徴のひとつ。

大好きなブロンディも当時はそっちのカテゴリー。

ひとことで言うと”ヘンテコ”って言葉が合うバンドが多いかも(笑)。

 

 


ステージに上がるときの気持ち

2018-03-15 | 音楽的アドバイス

皆さんはステージに上がるときどんな気持ちで上がるだろうか?

まあ大体は緊張してるよね。

楽しみでワクワクしながら上がる人はなかなか少ないかも

知れないし、もしその感情だけだとしたら天才かあるいは

ちょっとアーティストには向いていない人かも知れない。

 

常に称賛されるような素晴らしいステージを出来る人は

そりゃステージが楽しみだろう。

(その人なりの苦労もあるだろうけども)

そうでない実力の持ち主でステージが楽しいってのは

少し考えた方がいい。

 

大体は緊張して怖いよね。

自分は自分がセンターの場合のステージは(その日の気分にも

よるけど)緊張や怖さなどのマイナス面が49%で”面白いものを

見せてやるぞ”ってプラス面のが51%・・・みたいな感じかなあ。

そりゃ、ある程度の自信があるからステージに上がるわけで、

自分の場合は、なんでもいいから”お客さんが楽しめること”が

確信できるようにならないとステージには上がりたくない。

いや、こんなこと書くとさぞかし素晴らしいステージなのかと

思うかもしれないけど(笑)そういう心構えってことですよ。

でも実際、NITE-RANGERや紅白などの企画ものでの自分の

パフォーマンスは技術云々はアレとして、少なくともお客さんが

退屈するようなものでは決してないと言える。

逆に自分がセンターでない場合、バックバンドの場合は、

もうセンターの人に任せるしかないのでこれはセンターの

人次第になるなあ。

自分がセンターの人をイマイチと思っていれば不安だし、

そうでなければ自信をもってステージに上がれる。

 

自分が一番怖いのはお客さんが”退屈”してしまうことなんだ。

イージーリスニングなどで”心地よくて眠くなった”などは別として、

退屈で早く終わってくれと思われるのが怖いね。

 

技術はやはり最低限は必要で、何の苦労もなくサラリと歌や

演奏、両方が出来るようにならないとステージに上がるのは

厳しいと思っている。

昨今、敷居が低くなっているのも確かだと思うけど。

 

発表会のような性質の場合は別として、所謂アーティストが

ステージでお客さんに向かって何かを提供すると言う形を

取る以上、その何かはステージでしっかり見せなくてはダメだと

思うし、それがあれば”自信”に繋がるのかなと思っている。

 

随分昔だけど、自分のバンドのドラマーが本番を待っているとき、

他のバンドのステージを観て「早く俺たちにやらせろよ、面白い

もん見せるから」って言ったことがあるんだけど、このように

思うのが本来のアーティストと言うものではないだろうか。