歌の歌詞について、考えてみたいのだが、個人的な考えで言うと、歌詞はメロディよりも低い位置にいる。
俺個人の意見ですよ。例えば自分の歌で、「君が好き」と入れるとメロディに不具合が出る場合、平気で
「君が嫌い」に直してもOKなくらい、歌の歌詞に関しては無頓着だったりする。
あくまで自分の歌に関してだけど。
まあ、でも歌詞に凄く感じ入ることも確かにあるし、両方プラスで泣けるほどいい歌になるのもよくわかってる。
昔のフォークソングとかね。歌詞が物凄く大事。もし「神田川」が金持ちの歌だったらどうにも情緒がないし、
「22歳の別れが」別れない歌だったらシャレにならん。また、「イマジン」が、君が好きだぜベイベーって歌だったら
こんなにヒットしてないだろう。
まあ、洋楽も良く聞いていたんで、余計にね、別に歌詞の内容がわからなくても曲が良ければいいやって
思う場合も多かったと思うんだけどね。第一、昔は結構訳詩が無い場合も多くて、シングルレコード買っても
英詩は載ってるけど、訳が載ってないことも多かったんだ。
大好きなスージークアトロの新曲を辞書片手に訳したもんだ。
まあ、そんなんだったんで歌詞がメロディより勝っちゃうと実はあんまり好きではない。
好きでないパターンの一つに虎舞竜のロードみたいな歌詞が物語になってるパターン。「ANAK(息子)」とかさ。
例えが古いな。
曲のダメだしではなくて、あくまでそのパターンの歌詞が好みではないってことだけどね。
物語すぎるとどうもね。さだまさしの「雨やどり」とか「関白宣言」とかさ。
一回聞いちゃうとネタバレしちゃう歌ね。「結局、死んじゃうんでしょ?」みたいな・・・。
あとはあんまりメッセージ性が強いのもどうもな。日本はあんまり政治的にメッセージがこもった曲って
少ないんだけど、海外はよくあるよね。戦争が多かったからかな。ベトナム戦争に関しての曲は多かったね。
俺は子供だったし、日本人で戦争が身近でなかったからピンと来なかった。
古いフォークソングはメッセージ性が強いけどね。いつの間にか色恋沙汰を歌うようになったけど、それでも
メッセージ性は割と強い曲が多いと思うな。
もう英語の場合はさ、メッセージ性が強かろうとデタラメだろうとあんまりわからないからね。
ビートルズのポールの歌詞は適当なのが多いって、確かに訳詩を見ればわかるんだけど、
結局メロディが良ければ気に入っちゃうんだな。日本人だからね、内容はないよう。
でも当然、メロと詩がいいのは最強にいいことなんで、オリジナルを作っている人はぜひがんばって、
いい詩を書いてほしい。説得力ないかもしれないけど、両方が合わさって、ジーンとくるいい歌ってあるもんね。
特にソロでやっている人なんかはその人となりが出るからね。等身大で自分の心情を描くか、想像で書くかは
自由なんだけど、自分が「これしかこのメロには合わない」って感じる歌詞、言葉を入れるようにしよう。
絶対、ピッタリくる単語ってあるもんなんだよね。
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