教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

砂の城

2014-10-06 | 日記

一条ゆかり、1977年作品。りぼん連載。

今日、「TOSHIさんみたいな人物が出てくる」と言われてしまいまして(笑)。

いや、それは言いすぎ(笑)。タカミーだよ、それは。

 

にしても、このマンガはまあ一条先生の代表作でもあるんだろうけど、

確かに傑作だとは思う。主人公が成長するのも凄いけど、年齢差の恋愛とか

精神疾患とか同性愛まで扱ってるからねえ。

まあ、オブラートには包んではいるけど。「デザイナー」も負けてないけどね。

当時も全部は読んでなかったけど、ちょこちょこ読んでたね。

多分りぼんを読んでいたのはもうちょっと前なんだよね、。この頃はそろそろ少女マンガは

卒業してたのかも。

 

で、このマンガで一番かっこいいのは、主人公のフランシスでもナタリーでもなく、フェランだと

思うんだよね。今日話した子も、かっこいいですよねって言ってたけど、間違いなくフランシスより

かっこいい気がする。

なんかアレに似てるんだよね、映画の「小さな恋のメロディ」に出てくる、これまた主人公の

マーク・レスターではなく、悪友のオーンショーってませた少年。

 

ま、イメージだけどさ。大人になってからのフェランがとても魅力的なんだけど。

 

お話は長編で、暗くて鬱々とした作品なんで積極的にお勧めはしないけど、

いつか機会があればぜひどうぞ。

 

一条ゆかりのマンガは凄く好きで、有閑倶楽部あたりまでは買って読んでたねえ。

だんだんリアルな恋愛物が多くなってきたし、日本が舞台になってファンシーじゃなくなって

きて読むのがつらくなってきたんで、さすがに読まなくなったけど。

まあ、この歳で読んでたら気色悪いか(笑)。

 

特に好きなのは、やはり初期になるんだけど、1975年作「こいきな奴ら」のシリーズの

「エスパー狩り」「危険がいっぱい」、同じく1975年作「ジェミニ」が好きだねえ。

後期は「有閑倶楽部」がやはりベスト。「すくらんぶるえっぐ」も好き。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿