今日の朝日新聞の4面に「宇宙ゴミの情報提供へ」の記事が目についた。
外務省は7日、宇宙空間を漂う「宇宙ごみ=スペースデブリ」に関する情報を、宇宙航空研究
開発機構(JAXA)から米戦略軍統合宇宙運用センターに提供することで合意したと発表した。
これまで米側が一方的に提供してきた情報を、日本側からも恒常的に供与する仕組みが初めて整う。
宇宙には運用を終えた人工衛星やロケットの部品など、無数の宇宙ごみが秒速7〜8キロの超高速
で飛んでいる。
総数は2007年の中国による衛星破壊実験で飛躍的に増加、運用中の衛星に衝突する危険もあり、
宇宙での活動の障害となっている。
JAXAは、財団法人「日本宇宙フォーラム」が管理する岡山県井原市(旧・美星町)の光学望遠
鏡と、同県鏡野町(旧・上斎原村)のレーダーで宇宙ごみを観測、解析している。
合意により、米側のレーダー網では位置的に捕捉しにくい宇宙ごみの軌道などに関する情報を米側に
迅速に提供することが可能になる。
宇宙ごみの監視をめぐり両政府は昨年5月、米側からの情報提供に関する取り決めを締結。
日本側からの情報供与についても検討を進めていた。
*日本スペースガード協会は、JAXAからスペースデブリ観測の業務委託を受け、365日
観測体制を整えています。
外務省は7日、宇宙空間を漂う「宇宙ごみ=スペースデブリ」に関する情報を、宇宙航空研究
開発機構(JAXA)から米戦略軍統合宇宙運用センターに提供することで合意したと発表した。
これまで米側が一方的に提供してきた情報を、日本側からも恒常的に供与する仕組みが初めて整う。
宇宙には運用を終えた人工衛星やロケットの部品など、無数の宇宙ごみが秒速7〜8キロの超高速
で飛んでいる。
総数は2007年の中国による衛星破壊実験で飛躍的に増加、運用中の衛星に衝突する危険もあり、
宇宙での活動の障害となっている。
JAXAは、財団法人「日本宇宙フォーラム」が管理する岡山県井原市(旧・美星町)の光学望遠
鏡と、同県鏡野町(旧・上斎原村)のレーダーで宇宙ごみを観測、解析している。
合意により、米側のレーダー網では位置的に捕捉しにくい宇宙ごみの軌道などに関する情報を米側に
迅速に提供することが可能になる。
宇宙ごみの監視をめぐり両政府は昨年5月、米側からの情報提供に関する取り決めを締結。
日本側からの情報供与についても検討を進めていた。
*日本スペースガード協会は、JAXAからスペースデブリ観測の業務委託を受け、365日
観測体制を整えています。