星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

天文研究家 小林悦子さん

2019-05-06 23:18:59 | 
5月5日の朝日新聞の天声人語
「あしたは、なぜあるの」。もし子どもから聞かれたら、何と答えればいいだろう。
かつてTBSラジオの電話相談に寄せられた、小学3年生の質問である。永六輔さん
が答えあぐねると、もう一人の回答者、天文研究家の小林悦子さんが口を開いた▼
「きのうと今日は、もうすぎちゃったことだから、やりなおしができないでしょう」
「うん」「だけど、『あしたは、何かやってやろう!』と思うじゃないですか」。
科学的ではないけれど、うなずきたくなる。そんなやり取りが番組を採録した本にある▼
「反省の色って何色?」「宇宙人は何を食べるの」。数々の質問に答えながら半世紀に
わたり放送されたのが「全国こども電話相談室」である。答える大人がときに手探りに
なる様子も、面白かった▼教育者の無着成恭(むちゃくせいきょう)さんは長く回答者
を務めた。質問されて「そうだ、そういうことが問題だったんだ」と、はっとすること
がしばしばあったという。例えばこんな問いだろうか。「男の子はどうしてスカートは
いちゃいけないの」「天皇陛下は就職しているんですか。それとも無職?」▼子どもから
「何で、何で」と問われ、てこずった経験のある方、現に今てこずっている方もおられ
るか。たまには子どものつもりになって「なぜ、どうして」と口にしてみるのも悪くな
い。そして一生懸命に答えを見つける▼きょうは「こどもの日」。子どもと思いっきり
遊ぶのもいいし、自分の奥の方にある「子ども」を探す日にしてもいい。

小林悦子さんは、東京都渋谷にあった五島プラネタリウムの学芸員として永くプラネタリウム
解説を担当した。
小惑星(8691)にEtsuko(悦子)と命名されています。
Citation for (8691)
The following citation is from MPC 34348:
(8691) Etsuko = 1992 UZ1
Named in honor of Etsuko Kobayashi (b. 1926), the first female
lecturer at the Gotoh Planetarium and Astronomical Museum in Tokyo, where
she worked for 30 years until 1986. Famous for her lecturing style, which
left many listeners spellbound, she has educated many young lecturers who
are active in the field today. She also worked for the publisher of a
science journal and is now a well-known author of astronomy books herself.
Name proposed by the discoverers following a suggestion by S. Kimura.

2014年9月30日死去。


雪形190506

2019-05-06 22:40:42 | 仙南地区
今日の蔵王連峰・水引入道の雪形です。

朝方は曇っていましたが、昼頃になって雪形がはっきりと見えてきました。
しかし、午後から雲が多くなり、夕方から雨降りとなりました。

・夜の角田駅前星空観察会は雨のため中止です。

たまたま、パソコンで検索をしていたところ、
「今日は何の日」に5月6日は
・伊達騒動(寛文事件)(1671年 寛文11年3月27日)
 が起った日です。
・寛文事件をテーマに、山本周五郎により小説「樅ノ木は残った」を書いています。
・昭和45年、NHK大河ドラマで山本周五郎原作「樅ノ木は残った」が放映されました。 
 来年、放映50周年となります。柴田町では記念行事を行うのでしょうか。