4月9日の天声人語
いつも朝食時に新聞(朝日新聞)を見ながら食事をとっている。
一番先に読むのが「天声人語」である。
今日の内容は、
在宅勤務の日が増え、苦手のウェブ会議を避けられなくなった。操作つたなく、
カメラが雑然とした台所を映し出し、消音を忘れたマイクはいらぬ独白を伝える。
いまだにドギマギする▼家電量販店にはテレワーク用品の売り場がお目見えした。
ヘッドホンや家庭用プリンターが好調だが、とりわけ売れているのはウェブ会議用
の小型カメラだと聞く▼「コロナの影響で2月以降の受注は前年同期の2倍です」
と話すのは、山形県鶴岡市のカメラ専門メーカー「ワテック」の澤誠専務(60)。
社員50人、製造ラインをフル稼働させても注文急増に追いつかないそうだ▼創業は
1987年。「メイドイン山形」の高画質小型カメラがロケットや天文台など内外で
採用されてきた。「テレワークはさらに広がる。ユーザーが求める性能を肌で感じ
とり、改良していきたい」と意気込む▼「画期的な技術革新は、廊下での即席会議や
夜10時半の電話相談から出てくる」。アップル創業者スティーブ・ジョブズの言葉
である。どんなに働き方が進化しても、一人の知恵には限界があろう。この世から会
議が消えてなくなるとは思いがたい▼むろん仕事の性質上、テレワークに適さない職
種はあまたある。それでもこの先、テレワークの世界的潮流が元に戻ることはあるま
い。将来、会議の定義が変わり、遠く隔たった場所からそれぞれが議論に加わるのが
当たり前の時代になるだろう。そのときは「遠議(えんぎ)」または「隔議(かくぎ)」
とでも呼ばれるのだろうか。
★在宅勤務が増え、ウェブ会議が避けられなくなった。
家電量販店ではテレワーク用品の売り場でき、ヘッドホンや家庭用プリンターが好調。
とりわけ売れているのが、ウェブ会議用の小型カメラという。
山形県鶴岡市のカメラ専門メーカー「ワテック」、社員50人、製造ラインをフル
稼働させても注文急増に追いつかないそうだ。
創業は1987年。「メイドイン山形」の高画質小型カメラがロケットや天文台など
内外で採用されてきた。
★1999年夏の協会誌の使用レポートから
定性的にはこの程度の感度を持った工業用CCD Cameraであるが、メーカーが付けて
いる仕様書からこのカメラの性能を紹介すると、電源は12V直流、感度はF1.4の光学系
で最低被写体照度は0.0003ルックス、出力75Ω 1V P-P、光学系のマウントは基本的
にはCSマウントであるが、標準でCマウントリングが付属している、NTSC/PALどち
らにも対応したカメラを製作しているようである。
従来の超高感度なCCD Cameraといわれたものが、最低被写体照度0.05ルックス
程度であることを考えると桁違いに高感度CCD Video Cameraといえそうである。
メーカーはWATECという、非常に小型の工業用CCD VIDEO Cameraの製作が得意
な会社である。ちなみに価格は、定価で128.000円なりということであるが、天文
の愛好者の場合は若干値引きしてくれるとのことである。