4月21日、朝日新聞に掲載された記事。
人工流れ星 故障で実験延期
人工の流れ星を光らせようと計画している東京の宇宙ベンチャー「ALE」は20日、
昨年12月に打ち上げた人工衛星2号機が正常に作動していないと発表した。宇宙
から金属の粒を放出する初の実験を今年予定していたが、2号機での実験を断念。
開発中の3号機を打ち上げて2023年初めの実現を目指すとした。ALEによると、
2号機は、金属の粒を放出する装置に粒を格納庫から送り出せない状態。部品の一つ
が宇宙の真空によって固着したとみられ、指令を送っても動かないという。それ以外
の機能は正常だった。
人工流れ星の想像図
宇宙空間での真空状態が設計上の想定を超えていたことが原因。
2号機の衛星の姿勢制御や地上との通信などに問題はなく、開発中の衛星3号機
ではこうした知見を踏まえ、人工流れ星の実現を目指す。
同社の岡島礼奈社長は「期待に添えられず残念。宇宙への挑戦の厳しさを改めて感じた。
次回は必ず成功させる」と語った。
★人工流れ星はとりあえず中止となった。
諦めず、3号機の開発を予定しているという。
人工衛星の開発にあたって、宇宙空間を模擬した装置を使い、
真空、高温、低温、振動等の条件をクリアして始めてロケットに搭載するのだが。
日本政府は、宇宙は平和利用に限るとしていたが、この規制を撤廃して、
安全保障のほか民間にも広く門戸を開放した。
民間では、民生用の部品を使い安く人工衛星を作り、打ち上げている。
単機能で寿命は短いものが多い。その後はスペースデブリとなる。
「宇宙空間での真空状態が設計上の想定を超えていたことが原因。
部品の一つが宇宙の真空によって固着したとみられ・・・」
JAXAに宇宙潤滑の専門家がいるのでアドバイスを受けたらと思う今日この頃。
人工流れ星 故障で実験延期
人工の流れ星を光らせようと計画している東京の宇宙ベンチャー「ALE」は20日、
昨年12月に打ち上げた人工衛星2号機が正常に作動していないと発表した。宇宙
から金属の粒を放出する初の実験を今年予定していたが、2号機での実験を断念。
開発中の3号機を打ち上げて2023年初めの実現を目指すとした。ALEによると、
2号機は、金属の粒を放出する装置に粒を格納庫から送り出せない状態。部品の一つ
が宇宙の真空によって固着したとみられ、指令を送っても動かないという。それ以外
の機能は正常だった。
人工流れ星の想像図
宇宙空間での真空状態が設計上の想定を超えていたことが原因。
2号機の衛星の姿勢制御や地上との通信などに問題はなく、開発中の衛星3号機
ではこうした知見を踏まえ、人工流れ星の実現を目指す。
同社の岡島礼奈社長は「期待に添えられず残念。宇宙への挑戦の厳しさを改めて感じた。
次回は必ず成功させる」と語った。
★人工流れ星はとりあえず中止となった。
諦めず、3号機の開発を予定しているという。
人工衛星の開発にあたって、宇宙空間を模擬した装置を使い、
真空、高温、低温、振動等の条件をクリアして始めてロケットに搭載するのだが。
日本政府は、宇宙は平和利用に限るとしていたが、この規制を撤廃して、
安全保障のほか民間にも広く門戸を開放した。
民間では、民生用の部品を使い安く人工衛星を作り、打ち上げている。
単機能で寿命は短いものが多い。その後はスペースデブリとなる。
「宇宙空間での真空状態が設計上の想定を超えていたことが原因。
部品の一つが宇宙の真空によって固着したとみられ・・・」
JAXAに宇宙潤滑の専門家がいるのでアドバイスを受けたらと思う今日この頃。