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節分は2月2日

2021-01-05 22:59:15 | 

朝日新聞 昨年12月29日

節分は2月2日 豆まき気をつけて

2021年、地球公転と暦ずれ

 鬼は外、福は内のかけ声で豆まきをする節分は、ここしばらく2月3日が続いていたが、

2021年は1897(明治30)年以来124年ぶりに2月2日になる。地球が太陽を

1周する時間が365日ちょうどでないためのずれで、22~24年は2月3日に戻るが、

25年に再び2日になる。

 節分は二十四節気の一つ「立春」の前日。立春は春分や秋分とともに太陽と地球との位置

関係で決まり、国立天文台が計算して前年に官報で発表している。

 国立天文台によると、地球が太陽を1周する時間は365日より6時間弱長い。4年で

約24時間のずれが生じるため、うるう年として2月29日を入れて解消しているが、これだ

と45分ほど増やし過ぎてしまう。

 400年でほぼ3日増えるため、「グレゴリオ暦」はうるう年を400年で3回減らすこと

にし、100で割れる年はうるう年にせず、400で割れる年はうるう年のままとした。この

結果、2000年のような400で割れる年の前後の世紀は、節分などの日付がずれやすく

なった。国立天文台暦計算室の片山真人室長は「いつもと違う日になるので、豆まきをする

なら気をつけてほしい」と話した。(小川詩織)

 

国立天文台暦計算室では、2020年12月28日

節分の日が動き出す

 令和3年(2021年)の節分は2月2日となります。3日でなくなるのは37年ぶり、2日になるのは

124年ぶり。

 かなり前から温めていたネタなのにNHKに先を越されました。やっぱり「まだタイミングが

早い」とか思わずにすぐ出した方がいいですね。悔しい。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2021_2.html

節分の日が動き出す

 豆まきなどの行事でおなじみの節分,節分はいつかと聞かれたら2月3日と答える人も多い

だろう.しかし,この日付は固定ではなく,令和3年(2021)には2月2日となる.3日でなく

なるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶり,2日になるのは明治30年(1897)2月2日以来

124年ぶりのことである.どうしてこのようになるのか,簡単にまとめておこう.

 節分は季節を分けるという意味の雑節で,本来は各季節の始まりである立春・立夏・立秋

・立冬の前日それぞれを指すはずだが,そのうち立春の前日だけが残ったものとされている1).

つまり,立春が定まれば節分もその前日として定まるわけだ.

 では立春はというと,春分や秋分と同じく二十四節気の1つであるから,2012年のトピックス

で説明した秋分と同じ理屈で同じように変動する.すなわち,1年ごとでは1太陽年 365.2422日

と1年 365日の差~約6時間ずつ遅くなる一方,うるう年には4年前より少し早くなる,という

パターンだ (図1).

 こうして,しばらく2月4日の中に納まっていた立春の日が令和3年には2月3日へ移り,その

前日たる節分も連動して2月2日へ移ったという次第である.

1) これは立春が太陰太陽暦の正月に近く,年の変わり目の意味合いが強いからと言われる.

 

国立天文台暦計算室が「かなり前から温めていたネタなのにNHKに先を越されました。

やっぱり「まだタイミングが早い」とか思わずにすぐ出した方がいいですね。悔しい。」

と言わせた。

NHK NEWSWEB 2020年12月27日 10時08分

「節分」来年は”2月2日” 例年より1日早いのは124年ぶり

 豆まきが行われる「節分」は例年、2月3日ですが、来年2021年は暦のずれの影響で1日

早まり、124年ぶりに2月2日となる珍しい年になります。「節分」は「立春」の前日と

されていますが、国立天文台暦計算室によりますと、暦のずれの影響で来年は「立春」が

2月3日で、「節分」が2月2日になるということです。

 「立春」と「節分」が例年よりも1日早くなるのは明治30年以来、124年ぶりです。

 「節分」は、再来年は2月3日に戻りますが、2025年から4年ごとに再び2月2日になり、

2057年と2058年は2年連続で2月2日になるなど、今世紀の末にかけて2月2日になる頻度が

高まる傾向にあるということです。

 国立天文台の担当者は、来年のカレンダーのなかには「節分」の日付けを間違えて2月3日

と記載したものもあったということで、「来年は例年よりも1日早いので豆まきなどの行事を

予定している人は間違わないようにしてほしい」と話しています。

 ※1984年(昭和59年)に「立春」2月5日、「節分」2月4日と例年よりも1日遅くなっています。

 

当ブログ 2020年2月7日

来年(2021年)の二十四節気・雑節

https://blog.goo.ne.jp/toyowoomera/d/20200207

 国立天文台は、毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう) を発表しています。

暦要項には、国立天文台で推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、

朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)を掲載しています。

 

二十四節気、土用、入梅、半夏生の時刻は太陽の視黄経が各節名の右側に記した値をとる時刻です。

節分は立春の前日で、彼岸はその入の日(春分・秋分の3日前)が示してあります。

◎立春は2月3日、その前日にあたる節分は2月2日となります。

◎これらの日付が変わるのは昭和59年(1984)以来37年ぶり、それぞれ2月3日・2日となるのは

◎明治30年(1897)以来124年ぶりのことです

 

ということで、昨年2月には分かっていたことですが・・・