昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

音羽山清水寺

2007-04-04 | 歴史・文化遺産
 今年の桜は満開になっていく順番が、例年と違うのか、あちらこちらでアトランダムに満開になっていく。
 3日に京都の清水寺を訪ねる。


この位置から眺めると、前方に並ぶ伽藍はリズム感さえあって美しい。

 三重塔の左が西門である。塔の右に並ぶ堂宇は順に経堂、開山堂、轟門で受付のあるところである。
 その右は屋根が重なって見えるが、手前が回廊で、奥が朝倉堂、続いて巨大なスロープを見せる本堂である。舞台造とも言われる楼閣の柱が見える。


本堂舞台は、ここ奥の院から見ると決まっているようなものだ。
 

今日は4/3で水の日というので、清水寺も協賛していた。舞台の上で演奏される太鼓とほら貝が山々に木霊していた。
 黄砂がひどくて、京都盆地の西の山々が霞んでいてよく見えない。京都街中の白い大きな建物は改修中の本願寺で、テントで覆われている。
 正面の霞む山々は嵯峨野あたりであろうか。


舞台の下に廻ると、建築の大きさがわかる。石仏などが並べられていた。


桜の木は舞台の上には伸びないようである。上から見るよりも、ここからの方が桜の花は濃いように見える。下を覗く人の頭は邪魔ではあるが。


蕾の数を数えられる。まだその分満開ではないのである。8-9分咲きか。


池に浮かぶ花弁が満開を待たずに散った。風のいたずら。


この池の背景に三重塔を入れての写真も定番である。


西から入る仁王門は改修が終って鮮やかだ。
 さすが世界遺産だけあって、世界のいろんな人が写っている。


秋のライトアップの写真です。
 桜が満開近いが、桜以外で芽吹いているのは、大部分がカエデである。秋の紅葉がまた素晴らしい。