昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

街路樹

2007-04-26 | 旅の風物
 春も今たけなわ、どちらを向いても花一杯の世の中になった。
 通りがかりに、いつも気になっていた神戸の街路樹で、何の木だろうと思っていたのが花をつけていた。上方ばかり向いて撮ったものばかりである。


街路樹の先端に、赤い花が咲いている。高さ5-6m程の木の梢である。


木のてっぺんの花は、カメラで近くに引き寄せているという感覚がする


5枚の小葉に分かれた大きな葉は、確かにこれはトチノキである。


トチノキで赤いピンクの花が咲くとは、これは外国の種類であろう。ハイカラさんの神戸の街だから、欧州に見られる樹木を植えたに違いない。
 すでに果実が出来かけている。しかしこれでは栃餅は出来ないだろうな。ピンクの花の咲く栃餅は、澱粉が少ないかも知れない。


その気になって樹木を次々と見ていると標識の名札があった。これで念願の思いが吹っ切れた。
 マロニエ(トチノキ科)の並木道は良く見かけるが、赤の花は珍しい。
 ところで、この名札は針金で括っているので、幹が切れ込んでいるようだ。現在ではこんな事はしない。