湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

地震5

2011-03-15 22:30:42 | 学習

マスコミのせいなのかどうかわからないが、地震以来気分が沈む。原発の件など、時々刻々と状況が悪くなっている。昨日書いた会社の社員のように、避難場所に閉じ込められている人が何万人もいて、その方たちの生活環境も日に日に悪くなりつつある。まだまだ、地震の影響はじわじわと出始めたばかりだといえる。

そんなことを思うと、ふつうに生活していること自体が申し訳なく思ったりする。何も偽善ぶっているわけではない。同じ日本人として当然である。個人的にも、東北にしょっちゅう行っていて、前日にも仙台にいたということもあり、他人事とは思えない。余計にそこに引きずられる。

昨日から企業の業務も再開しているが、都内は交通事情が悪く、自宅待機者もかなり多い。気分が落ち込むことに上乗せして、人も少ないこの状況だから、仕事に身が入るわけがない。昨日は一日中オフィスにいたが、何だかイライラして仕方がなかった。

今日は、かねてよりの予定であり、札幌に日帰り出張してきたのだが、少し気分がよくなった。いくら気分が落ち込むといっても、やるべきことをやるしかないと気がついたから。今このときに、やるべきことはボランティア活動ではない。やるべきは天職たる仕事である。個人的にもそうだし、社会全体から見てもそうだ。気分が沈むといって経済活動を沈滞させるわけにはいかない。

救援活動や原発の処理は、政府や東京電力に頑張ってもらうしかない。それらは自分にはできない。自分ができることを、平時以上にしっかりやる。自分にできることとは自分の仕事である。あとは節電。余力があれば募金。

自宅待機して、よたって、落ち込んでいるヒマはない。明日からは山陽地方、関西地方に泊まりがけで仕事に行く予定。