湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

地震7

2011-03-24 22:51:53 | 学習

福島第一原発が気になって仕方がない。あたりまえだが。今回の地震で、原発の問題がなかったら、ある程度切り替えていけたような気がする。原発が予断を許さないようなことが日々報道されて、放射性物質の汚染が深刻に報道されているような状況で、復興ムードや元気を出してゆこうというムードが盛り上がっていないのが実際だろう。

何とか、1~4号機の冷却機能が復旧して、安定して稼働、もしくは廃炉されてくれる見通しが立ってほしい。安易に楽観することはよくないが、悲観するほどでもないような気がする。停滞をはさみながら、徐々に電源が回復し、安定制御に向かっているし、あとは突発的な爆発やアクシデントがなければ。何もできない立場では祈るしかないが、本当に祈っている。

一方で、放射能について無知であるがゆえに、無意味に恐れていることで過剰に風評被害の規模を大きくしている事のほうが問題だろう。水質、食品、土壌汚染。基準値を超えたからといって、そもそも、それがどういう意味を持つのか、どういう影響があるのか正確に理解できていない。これは怠慢ではなく、情報がはんらんしていて、正しい知識が得られないためである。

ワシが認識しているところは、成人であればほとんど放射性物質の影響はないらしいということである。根拠はよくいわれる、1986年のチェルノブイリの事故後の追跡調査の結果であるが、単細胞な理解ではなはだ恥ずかしいが、実地データの結果なので、その信ぴょう性は高いと思っている。心配なのは乳幼児であるが、ここについては政府の指示に従うしかないのではないかと思う。いずれにせよ、あまり悲観的に考えて精神状態を悪化させるくらいなら、もう割り切って考えたほうがいい。放射性物質より、もっと体に悪いものはこの世の中にはいくらでもあるのだから。